vol.0090 採用コンサルタントにお願いするのに適した時期ってありますか?(1/2)

採用職人の清田です。

今日のご質問は、
「採用コンサルタントにお願いするのに適した時期ってありますか?」
というものです。


そうですね、
「いつでも対応致しますよ!」
と言いたい気持ちはあるのですけど、
新卒採用というのは、
結構下準備が必要なものですので、
適した時期を狙っていただいた方が
良いですね~


正直なところ、
自社ではない採用コンサルティングの会社の
細かいサービス内容まで把握しているか?
と言われると、そうではないので、
他社に関しては、そこまで詳しく書くことは
できないと、先に言い訳させていただきます。


他社で聞いたことのあるサービスですと、
採用チームが学生と向き合える状況を
つくるための心構えと所作を学ぶ
3時間×6回みたいなものがあるようですね。

こういうサービスの場合、
学んでから学んだ内容を発揮することのないまま
時が経過してしまうと、せっかく高まった気持ちが
しゅるしゅるとしぼんでいってしまうという
ことがありますので、

3月の頭に照準を合わせるとしたら、
半年前から受けるのが一番ですね。

こういう採用チームのチーム力を
高める系の採用コンサルティング場合は、
使うタイミングから逆算してサービスを
受け始めるのが良い
かと思います。


一方でうちが行うような採用コンサルティングは、
会社の状況によって、そしてコンサルに求められる
ことによって適切な始める時期は異なりますし、
逆に、
「ここに間に合わせるために、なんとか調節できる?」
とご要望いただけたら、
その期間でできること、できないことをお伝えさせて
いただく形になりますね。


ちょっと抽象的すぎて、
何もイメージできないと思いますので、
もう少し具体的にお話をしていこうと思います。


採用活動をどのような目的で行いますか?

という質問に対して、
「ただ、採用が成功できればいい」

というクライアント様と、
「採用活動を通じて、未来の幹部候補を育成していきたい」

と言われるクライアント様では、
選考設計にかかる時間が3倍ほど変わります。

経営者とうちのコンサルタントの中だけで、
物事を決めていくとしたら、
そこには教育的視点を入れる必要がないので、
うちのコンサルタントはアイデアをばしばし
提案していくので、話は早くなります。

しかし、未来の幹部候補を育成しようと思ったら、
うちのコンサルタントはだんまりになります。
思うことはあっても、うちのコンサルタントが
話の主導権を握ってしまったら、

採用プロジェクトメンバーからしたら我々は先生のような
立ち位置ですからね、プロジェクトメンバーの思考が
停止してしまいます。

なので、沈黙を恐れず、
メンバーの成長を優先した場づくり
となります。

まぁそうはいっても、
採用というのは期限のある仕事です。
今ですと、2021年の4月に入社をする社員の
採用活動間に合いますか?とか、
(厳しいと言いますけど)
2020年の4月に入社をする社員の採用活動は
いつから始めたらいいですか?
といった具合に、期限があります。

となると、
メンバーの成長を優先するがあまり、
目標としていた採用時期に間に合わない
なんてことはできません。

期限に間に合うことは大前提として、
メンバーの成長の最大化を狙っていく
というバランスを大切にします。


こういうことを考え始めると、
適切な時期をお伝えするということは、
難しいことなんだと少しご理解いただける
かもしれません。

しかし、その中でも、次回は
目安の時期を答えていこうと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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