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子供たちの夏 変わらない光景

8月、酷暑を予感させられる朝。子どもたちが夏休みに入って2週間ちかくすぎましたね。

早朝、寝室の窓を開けると、かすかにラジオ体操の音楽が遠くから聞こえてきます。

また別の日、出勤のために車を走らせていると、小さい子どもたちがお父さんに手を引かれて歩いています。いまは朝6時半前だから、ラジオ体操をする会場に向かっているのかもしれませんね。

おじいちゃんに手を引かれて歩いているお孫さん。
若いお母さんに抱っこされている小さな子。
おばあちゃんと並んで歩いている女の子。
短パン姿の小学生らしき子どもたち。
そんな人たちの手元や首には、ヒモをつけた「ラジオ体操カード」がチラリと見受けられます。

ラジオ体操の会場は、地域にによってさまざまです。
小学校の校庭、公園、神主のいない小さな神社の境内、銀行の駐車場、公民館の駐車場、海岸線の砂浜と、いろんな場所のイメージが浮かんできます。そこには、数台の子供用自転車が無造作に停めているところもあるのでしょうね。
ほとんどの会場は、緑の木々に囲まれていたり、やわらかな海風があったり、朝から懸命に鳴いている蝉の音に包まれていたりと、自然が豊かなところなのかもしれませんね。

人と自然。
この光景は、昭和、平成、令和になっても変わっていないですね。平穏な時代だからつづいている光景だと思います。
時が移っても、人が変わっても、変わらない行事が行われている日本は、本当に素敵ですね。

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