エンジニア採用の選考フローを作った
こんにちは、Caratの斎藤( @saitoxu )です。
少し前ですが弊社でエンジニアの中途採用を開始しました。
しかし、エンジニア採用のためのきちんとした選考フローがない状況だったので、今回はエンジニア採用の選考フローをどう考えて作ったかについて書きたいと思います。
最初に
選考フローを決めるにあたり、はじめに自分たちの状況や、採用要件的なものを書き出してみました。
会社の状況
社員は4名。エンジニアは自分のみ(業務委託のエンジニアは4,5名)
会社のステージとしては資金調達直後で面白いフェーズとは思うものの、知名度は低い
候補者について
マインドセットのマッチを優先、技術力はそれほど高くなくても良い
しばらくは役員が3人とも会って判断したい
技術力は高くなくても良いとは言え、最低限のものは担保したい
その他要求
なるべく業務委託で携わってくれている開発メンバーとも会ってもらえると嬉しいが、あまり開発メンバーの時間を採用に使うのも避けたい
選考にかかる時間的コストはお互い(我々と候補者)のためになるべく小さくしたいが、当然ミスマッチは防ぎたい
出来上がった選考フロー
出てきた採用要件や、自分たちの状況を念頭に置きつつ、うーんと頭を捻って出来上がったのがこちらの選考フローです。
1. カジュアル面談 w/ 自分
そもそも知名度がないので候補者の方からいきなり選考を受けたいというケースは稀で、選考関係なしのカジュアル面談を基本させていただいています。カジュアル面談では自分から、会社や事業の紹介、技術スタックやプロダクト開発のプロセスなどについてお話することが多いです。
2. 技術面接 w/ 自分
ここから選考です。
最初の技術面接ではいわゆるコーディングテストを事前に受けてもらい、その解答内容について自分とディスカッションを行います。
コーディングテストは2時間くらいで終わるもので、普段業務でやっている方からすると比較的易しめの内容にしています。
この難易度調整は、技術力は高くなくてもよいが最低限のレベルは担保したい、という要件を反映してのものです。
3. 二次面接 w/ COO + 最終面接 w/ CEO
二次面接ではCOOと、最終は代表との面接になります。
2回別々で日程調整すると双方にとって大変と思い、なるべく二次と最終は同日に設定するようにしています。
4. (内定後)カジュアル面談 w/ 開発メンバー, 自分など
晴れて内定を出した後は、現場メンバーとのカジュアル面談を組んでいます。
候補者の方から見て、本当にこの会社でやれそうか見極めていただく機会として設けています。
おわりに
今回はエンジニア採用の選考フローについて、どう考えて作ったかについて書いてみました。
これからエンジニア採用やっていくぞ〜という方などの参考になれば幸いです。
最後に、弊社では日本の仕事探しにおける負を一緒に解決してくれる仲間を募集しています。
下記の募集ポジションまたは、その他少しでも興味を持たれた方は斎藤のTwitterまでお気軽にご連絡ください。