見出し画像

ワイン基本のキ・その3 ぶどうの品種・白ワイン編⭐️60歳から始める「カッコイイおじさん」になるための教養#10

ワインの選び方
お店でワインを選ぶ時、どんな風に選んだらいいか、また好みの味がどうか、迷いますよね
そんな時に、役立つのが、ぶどう品種から選ぶやり方です。

ワインは「ブドウ100%」で、できています
だから、ぶどうの品種や育った土地、気候で、香味が違ってきます。
なので、ブドウ品種で選べば、大体自分好みのワインに当たるはずです。

葡萄品種:基本のキ
名前、特徴は知っておいた方が、通に見えてカッコイイです。
以下、渡辺順子さんの「教養としてのワイン」から抜粋して書いています。
まずは、白ワインから。

白ワインに使うブドウ品種
1 シャルドネ
 世界中で作られている超メジャー品種。寒い地方産ならスッキリ・ミネラリー。暖かい地方で作ったら、ふくよかな香味があります。
2 ソービニヨン・ブラン
 こちらも、温暖から冷涼まで多くの地域で作られています。ニュージーランド産が有名で、トロピカル・フルーツや青い芝生を連想します。
3 リースリング
 冷涼な地域で作られるぶどう。なので、キリッとした酸味が特徴。加えて、極甘口のものもある。(写真は、フランス・アルザス地方のリースリングの畑)
4 甲州ー日本固有の品種
 香味は、穏やか、スッキリ系。
 2010年、OIV・国際ぶどう・ワイン機構に品種登録されたばかり。でも実は、12世期後半には「甲州」の記録が書物にある古い品種です。
 日本ソムリエ協会副会長の石田博氏の「10種のぶどうでわかるワイン」には、「グリ系(グレイ系)ぶどう品種で、丁子の様な香りが特徴で、酸味なめらか、渋味を伴った苦味がコクを与えるワイン」とのこと

◎まとめ:ブドウの品種特性
香味がスッキリ(軽い香味)
 :シャルドネ(シャブリ)、ソービニヨン・ブラン、リースリング
香味がフルーティ(重い香味)
 :シャルドネ(新世界・アメリカ、温かい地域)ソービニヨン・ブラン(新世界・ニュージーランド)

飲みたいワインは、品種特性から選ぶのが簡単・間違いありません。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?