Parfois des herbes
酷暑から猛暑、猛暑の次には残暑、暑さが長そうな2024年後半。
いつまで続くの overheat afternoon
昨年の夏もそれなりに暑かったから購入してたのか、冷蔵庫に残っていたハッカ油を見つけた。高純度エタノールと一緒に見つかった。
ブレンドして容器に入れ、いろんな場所にスプレーしていたことを思い出した。ハッカ油の残りで今年もやってみている。
書店で夏場に北海道・北見のハッカ関連グッズが売っている。そこからもスプレーと飴ちゃんを購入したことがある。
薄荷、好きなんだ。
薄荷をはじめ、ハーブ系がかなり前から好きであり、ボディケア系は数年前から天然ハーブ系使用のものから離れられないでいる。
消臭系もハーブの香りがするものを選択、洗濯洗剤も本当はそうしたいけどコスパがダメです。
無臭系はかえって無臭の中から原材料のにおいを探りそうなので、やはり天然ハーブの香りが、すべてのものにしてほしいと思っている。
植物を育てるのも嫌いではないので、ハーブもやめたり育て直したりしている。タイムやコリアンダーなどもやったことがある。
現在は、ローズマリー、ラベンダーなど、どちらかというと花の観賞系から、薄荷、バジルの生活利用系、持ち込んだ月桃、勝手に生えているドクダミもハーブと言っていいのだろうか。
この6つのハーブ植物、葉の香りが特徴的。個性だ。
ドクダミも身に着けたい香りではないが、慣れたのかそんなに嫌でもない。慣れるということは、もしかしたら身体が必要としてきている…そうではないと思いたい。
ハーブって薬草?雑草?
効能の学習と調理実習を報告してみます。
1.ローズマリー まんねんろう romarin
シソ科。低木で垣にすると風に揺れてすっきりとした香りをもたらす。うちのは淡いブルーパープルの小さな花。生育場所は海辺のイメージ。
[効能]
リフレッシュ、防虫、抗菌、強壮剤でもあるとのこと
[調理実習]
ローズマリーポテト
・ふかしたジャガイモをオリーブオイルとみじん切りローズマリーの葉で
炒めからめて、塩とレモンで味付けてみました。
・ローズマリーの苦みが強く感じて、レモン汁で緩和させました。芳香。
→お肉や魚などの臭み消しのイメージだったけど、淡白なポテトを引き立てるような気がする。
2.ラベンダー くぬえそう lavande
シソ科。'80年代、時をかける少女(映画)や渚のバルコニー(歌詞)にその言葉が出てきて存在を知る。イングリッシュとフレンチを知っていて現在育てているのはイングリッシュ。フレンチは花の形が兎的で可愛い。花穂から茎葉すべて、清涼感と安らぎ感の香り。
[効能]
リラックス、抗菌、胃腸改善、安眠効果
→イングリッシュ系コモンラベンダーの天然ものに限ります。
3.バジル らろく basilic
シソ科。めぼうきともいうらしい。こちらはイタリアンには不可欠。オレガノと香りが似ているけど、オレガノのほうが若干ウッディかな(※個人の感想)。中華系料理でも、アサリ炒めや三杯鶏で知っている。美味しいハーブ。
[効能]
免疫力増強、抗酸化作用、リラックス、食欲増進
[調理実習]
トマトと卵のバジル炒め
・トマトと卵のバジル炒め。カットしたプチトマトをオリーブオイルで
しっかり炒め、汁気が少なくなり始めたら、鶏ガラ粉末と豆乳少量を
加えて溶いた卵を流し込んで炒め続け、仕上がり頃バジルと粗びき胡椒
塩で味を調えて完成。
・パンでもご飯でもお酒でも。勿論それだけでも。
→虫に食われやすいイメージで、お家の中で育てている。一年草なの?
4.月桃 さねん atoumo
ショウガ科。我が家で大変なことになっている大きなハーブ。
本来亜熱帯より暖かい地域の植物。知るきっかけも沖縄奄美。
葉が爽やかな香り。ムーチーまたはふてぃむち(蓬餅)に使用。
[効能]
ゴキブリ除け、肌や髪に良い、健胃整腸、抗菌
→花も弱く香りがある。種もすっきりとした香りがする。芽が出て3年目くらいから開花と結実の経験(関東地方)。
5.薄荷 はっか menthe
和薄荷の苗としてホームセンターで買ったのを育てているけれど、葉が丸くてミントみたい。しかしミントよりも清涼感がしっかりあるので薄荷だと認識して育てている。
[効能]
抗菌、消臭、防虫、清涼感
[調理実習]
韮薄荷炒
・韮と薄荷の葉同量をごま油とにんにくで炒め塩だけで味付けした。
意外性に驚いたし、どの味香りも打ち消さず美味しくいただけた。
牛肉薄荷炒
・牛肉にもとても合うという個人的感想。ひとつかみ分の薄荷を用意。
・リーズナブルな牛肉薄切りの下味付け(醤油、酒、片栗粉、胡椒、
出汁系粉末(ダシダ使用)、半量の薄荷の葉)
・油で下味付けた牛肉を弱めの火でゆっくり炒め、肉に火が通ったら
もう半量の薄荷の葉をからめてしなったら完成。
→韮とは香りの調和、牛肉には臭み消しになっているような。どちらも止まらない系の美味。
6.ドクダミ どくだみ Houttuynia cordata(学名)
ドクダミ科。「毒矯め(だめ)」が語源? オリエンタルハーブ、フランスにはなさそう。強烈なにおい、生き物がカメムシなら、植物はドクダミかも。個人的には嗅ぎたくはないがどちらも慣れてはいる。抽出水で足はまだしも、顔は洗いたくないな。真剣に除草は無理。
[効能]
解毒、通便、降圧、利尿作用、殺菌、腫物鎮静 他
→梅雨時期を知らせる花は、白くて可愛い。場所によってはグランドカバー的に生えているのか生やしているのか。十薬と呼ばれる効能は優等生。ずっとにおってはいたくないけど。
カレーに使われるハーブもありますね。ハーブ=草だから、シナモンなどはスパイスの括りのみでしょうか。
ハーブの魅力は香りと効能。育てやすくて好みだったり必要そうなハーブを、ゆっくり見つけて見つめる時間がまた欲しいかも。
読書下手な自分でも興味のあることは読めますから、また諸先生の投稿も拝見させていただきます。
最後だけ丁寧で失礼しました。引き続き天候猛暑に気を付けながらよろしくお願いします。ありがとうございます。
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