見出し画像

子どもが夢中で食べるごはんー今日、何作ろう?と迷ったときは・・・

1日3食。
それにプラスして、オヤツ。
ずっと子どもの面倒を見ながらでも、お仕事しながらでも、
1日3食を毎日作ることは凄いことだと思います。

(自分で作っていてそう思うと同時に、
18年間ずっとごはんを作ってくれた母への感謝。
また、料理人をはじめ、食を作られる方々への感謝も溢れてきます。)

365日×3回+オヤツ・・・
「今日は、何作ろう?」って冷蔵庫の前でしばし固まってしまうことはありませんか??

画像1

Convegni_AncisaによるPixabayからの画像 )

そんなメニューに困ったときは、いつも2つのことを浮かべて決めます

1つは・・・食材。

画像3

Дарья ЯковлеваによるPixabayからの画像)

毎回の食事に、食材についてーバランス編でお伝えしたように、
①炭水化物
②たんぱく質
③野菜(葉野菜+根菜)
④きのこ
⑤海藻 
を入れるようにしています。

例えば・・・

①お米 ②ささみ・おあげ ③小松菜・人参・玉ねぎ・プチトマト 
④干し椎茸 ⑤海苔

このラインナップで出来るものを考えるのです。

もう1つは・・・調理法。

画像2

Bruno /GermanyによるPixabayからの画像 )

子どもへの食事の調理法は、大きく3つと考えています。
①焼く
②煮る(茹でる)
③蒸す

そして、
①焼くの中に -じっくり焼く
       -サッと炒める
②煮るの中に -コトコト煮込む
       -サッと煮る
と、分けることが出来ます。

(※離乳食初期は、煮るのみ。掴み食べをはじめる頃から、焼くや蒸すをはじめました。)

我が家では、揚げ物は基本していません。
時折少量の油を使った揚げ焼きはしますが、カロリーが氣になることと、
油を使用した後の処理やキッチンまわりの掃除があるからです。
でも、適度に良質な油を摂ることは大切だと思いますので、
炒めるときや和えるときなどに使用しています。

「食材」をどういう「調理」にするかこれだけ!

味付けは、お出汁・塩・醤油・お味噌・てんさい糖(等)の組み合わせ。
そこにかつお節を加えたり、ゴマや砕いたナッツを加えたりはお好みで。

画像4

(上は、離乳食後期・下は幼児食。食材選びや調理法は同じです。)

もう少し具体的に紹介すると、
先ほどラインナップした食材の場合、
・お米は炊きます。
・干し椎茸をお出汁に、小松菜・人参・玉ねぎ・おあげでお味噌汁を。
 仕上げに本枯鰹節をのせます。
・プチトマト・焼き海苔はそのまま。
・ささみは、魚焼きグリルの弱火でじっくり焼く。

これだけで、バランスのとれたごはん・お味噌汁・おかずの完成です。

また「煮る」だけの調理法の場合、
(おあげの代わりに、卵を使います。)
・お米は炊きます。
・干し椎茸のお出汁に、刻んだ玉ねぎ・人参・ささみを入れて
 コトコト煮込み、お醤油・てんさい糖で味付けし、
 刻んだ小松菜、溶き卵を加えます。
たっぷり野菜の親子丼の完成です。
海苔は、刻み海苔にして上にかけ、プチトマトは箸休めに。

この食材を炒める・蒸すに変えるだけで、バリエーションが増えます。
全部を炒めれば、チャーハンに。
ささみをひき肉に変えて、野菜や干し椎茸を細かく刻んで混ぜて焼けば、
お野菜たっぷりハンバーグに。
野菜をなんでも食べる子は、ささみと野菜の蒸しものを。

バランスの取れた食材×調理法で、色んなお料理が出来ます。

もう一つ考えていることがあるとすれば、
食材をどのようなサイズで出すかということです。

好きな食材は、出来るだけ大きく。
好まない食材は、細かくして。

成長に応じて細かくしたものをちょっと大きめにして出してみると、
意外とふとした瞬間に食べるようになったりします。
反対に、好きだからと言って毎回出しているとあまり食べなくなってくるものも。。。w
それを「好き」「嫌い」で判断するというよりも、
今日は、食べなかったなぁくらいで、あまり重く捉えないことも大切です。私達も、さっぱりしたものが食べたいときに、ヘビーなメニューが出てきたらえーっとなってしまうように、子どもたちにも食べたい氣分があるはずと捉えて、食べなかった=苦手と決めつけないようにしたいなと思っています。

「今日は、ハンバーグにしよう」とか「肉じゃがにしよう」とメニュー名から考えることもありますが、献立に悩んだときは、
バランスの良い食材どのような調理法で食べてもらうかで考えると、
スムーズに決まってきますよ♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?