【 club house マネタイズ雑感 】

仕事がら潜入したクラハ。
ハヤいみなさまなら、「アルゴリズム分かった」「収益化オケ」だと思いますが、自分のまとめのために、メモとして残しておきます。
結論は、SNSに強い「士業」の方、専門領域のある方に向いていそうですね。まあ、他のSNSもその道のプロが強めですよね。

（有料化に初挑戦。ほんとは三円くらいの価値だと思ってます。設定100円からなんですね、すいません）

■まず、クラハの特長を。
基本的にコミュニケーション手段は音声。
録音・アーカイブ機能はなし。
テキストはプロフィール欄に限られるため、履歴書もびっくりの1000文字自分史を書かれている方もお見掛けします。
　
キモはプロフィール欄にTwitterとInstagramを連動できること。
クラハと同時使いで、会話の補足や告知などに使用することが可能。
クラハは先行SNSのインフラを前提としている設計がミソなんですねー。

さて収益化例↓
　
■小売り型
商材がある場合、roomと呼ばれるスレッドをつくり、口上宣伝。
→ ネットショップURLを貼ったTwitterへ誘導。もしくはTwitterのDMで注文受付。その際、クラハを聞いた証の「文言クーポン」を書くと〇％off。
（文言クーポンが流出しても、むしろ歓迎）
→ 2時間数千個などの例もあるそう。
　
向いていそうなのは、健康・美容商材。
斎藤の黒歴史であるLPでバカ売り時代が思い起こされます（封印）が、「お悩み解決商材」の強さは健在なのだと思います。

口上宣伝をする場合は、「メーカーの営業さん×権威ある美容医師や美容インフルエンサー」の対談形式でやるとなおよさそう。もうやっていそうですよね。

　
　
■知名度アップ型
事業主であるSNS強者（コンサル・ライフスタイルアドバイザー系）が「悩み相談」roomなどを開設。知名度を上げて潜在顧客にリーチ。サービス購入。

■サイトウがクラハでよくおみかけするご職業
〇〇起業家、〇〇アドバイザー、〇〇コンサルタント、〇〇マーケター、yoga講師、蔵元／著名人。

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■よく見かけるroom
フォロワー獲得のため、無言でそのroomにいる人を無差別フォローしあう場所。
24時間無休で存在しているよう。
数はパワーゆえに、優位アカウントになるためのスタートダッシュをかけたい方が集まる印象。

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■SNS基盤のほぼないサイトウのような人の活用法。
・情報収集。
・憧れ、お話ししたい人へのアタック。
・友達との電話がわり

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■サイトウがおもしろいと感じた部屋

１．鈴木紗理奈さんと元夫さんが2人だけでしゃべり倒す場。
紗里奈さんは、息子さんを想うよきお母さんで、素直で熱い方という印象。私も好きになりましたが、ファンが増えたのでは。結婚生活や育児感などのホンネを知れた気がします。

２．酒蔵さん、杜氏さんが酒造りを語ってくれる部屋。
質問したらすごく丁寧に答えてくれるので惚れました（滝沢酒造さん）。

３．離婚後の共同養育について語る部屋　
著者さんへ御礼が言えて、見聞が広がりました。
ありがたいことです。
　
■サイトウがつくってみた部屋
・朝10分、支度雑音。
たまたま通りかかった友人とその友人さんが参加してくれ、化粧をしながら雑談。眉毛の角度と時代考証とか。ヒマかよ。

・5分限定、コーヒーを淹れる音のみの部屋
友人が通り過ぎていって終了。w

・寝る前の読み聞かせ部屋
A：告知あり→数人の友人が来てくれ、熱読したらお子さんに「うるさくて眠れない」とご感想をいただく。w

B:Aの反省を生かし、「金夜は寝かせない！？　アドレナリン読み聞かせ」を告知ほぼなしで開く。→見知らぬ人が1人訪問。ありがとうございます。w

■作る予定の部屋
別居・離婚・シングルマザーの集まる雑談部屋
この手の「重めトピック」は、悩みなき結婚生活を送っているママ友には切り出しにくいもの。背負っているものどうし、同じムジナの穴で語り合う場所は、くつろぎを提供できるのか（笑）。

オープンにしていても関係ない人は素通りしてくれ、当事者もしくはマーケターのみドアを開けると予想。「あるある～」と共感を醸成できる部屋となりそう。

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■圧倒されたこと
・専業主婦から起業家となって、年商〇〇円！　ていう方の多さ。
特徴：絵文字多用の自分史と「スピ+啓蒙+お金」の信条。「キラキラプロフ」。

私の勉強不足なのですが「起業家」というのは具体的にどんなことをされるのでしょうか。複数の企業を経営しているということでしょうか。法人を登記するのが趣味、ということでしょうか……調査を続けます。

お声を拝聴して自己プロデュース力と胆力が高いのだなあと納得しました。テレがない、そこがすごい。私は断定できないなあ。

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現場からは以上です。
もう少し潜入調査を進めます。

※前回の「招待枠の話」のつづき

あのあと、３名ぶんの「waiting listにいるけど招待する？（もちろん～）」通知がきて、そのあと5人の招待枠をもらえました。私はＳＮＳ弱者やけど、なんでだろ。強いひとはもっと付与されるのかもしれませんね。