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ChatGPTでマーケティングの分析やらライティングなど活用できないか試してみた(試している)

ゴールデンウィークを使って、マーケティング領域でChatGPTを利用した何か役に立つものを作りたいなーと思いながら、実際にChatGPTがどのような挙動をするのか試してみたので少し語ってみるよ😉

いつも通り、くだらないウンチクではなく事実で経験した内容から語ってみます🙇

ChatGPTを使うことでマーケティングが楽になる活用方法

まず、マーケティングの領域で話題のChatGPTを活用した場合のChatGPTがもたらすビジネス効率化のメリットについて考えてみました🤔
ChatGPT自身に聞いてみた時の応答はこちら👇

1.コンテンツ作成
ChatGPTを使うことで、自動的に文章を生成することができます。
マーケティング作業においては、広告文やランディングページの文章を作成する必要がありますが、
ChatGPTを使うことで短時間で多くの文章を生成することができ、コンテンツ作成の効率化につながります。

2.ユーザー対応
ChatGPTを使うことで、顧客の問い合わせに自動応答するシステムを作ることができます。
自動応答システムを導入することで、人的リソースを削減し、
24時間365日対応できるカスタマーサポートを提供することができます。

3.キーワード分析
ChatGPTを使うことで、自動的に文章を生成することができます。
そのため、ChatGPTを使って、自社や競合他社の商品やサービスに関する文章を生成し、
その中からキーワードを抽出することができます。
これにより、SEO対策や広告のターゲティングに役立てることができます。

4.コンテンツの自動分類
ChatGPTを使って、文章を自動的に分類するシステムを作ることができます。
これにより、大量のコンテンツを分類して、適切なターゲットに配信することができます。

5.商品・サービスの改善
ChatGPTを使って、顧客のフィードバックを自動的に収集することができます。
収集したフィードバックを分析し、改善点を把握することができます。
これにより、商品やサービスの改善につながります。

うん、、、少し期待していた内容と違うようですね。聞き方が良くなかったのかも😭
ChatGPTを活用してメリットが得られそうな領域は多分以下ような内容になるのかなと。
製品やサービスのマーケティング分析
 対象とする領域の市場ニーズや競合分析などを行い、差別化のポイントや業界における弱点などの分析。
 分析方法は、SWOTなどのマーケティングの基本分析に基づいた基本的な分析を行う
顧客ニーズ分析とターゲティング効率化
 与えられ商品やサービスの特徴から、顧客セグメント毎に訴求ポイントと訴求文(キャッチコピー)、広告チャネルなどを考えて提案してもらう
セールスレターの作成補助
 商品やサービスについての情報をメールで送付する際に使うセールスレターをより魅了的にするために、タイトル案の候補やメール文面の作成、添削などに活用する
広告文面の作成作成補助
 広告文にあった文字数で作る広告文の提案
LPの構成と記述案
 LPの基本構成とそれに合わせたキャッチフレーズや、記述内容の提案
営業資料の作成補助
 営業資料の文章の添削や補正を行う
などでしょうか?🤔
確かに色々とプロのマーケティング担当者役としてChatGPTが活躍してくれるだけで、アイデアの幅が広がり効率が上がりそうですね👍

ChatGPTが答えてくれるマーケティング分析

ChatGPTにマーケティング分析手法を一覧にまとめて持ったら以下の内容でした👇
プロンプト「マーケティングの分析手法を一覧にまとめて教えて」

1.SWOT分析:企業の強み、弱み、機会、脅威を分析する手法。
2.PEST分析:政治、経済、社会、技術の環境要因を分析する手法。
3.4P分析(マーケティングミックス):商品、価格、販売促進、場所(流通)の要素を分析する手法。
4.5C分析:顧客、競合、企業、協力者、コンテキストの要素を分析する手法。
5.顧客セグメンテーション:市場を顧客のグループに分割する手法。
6.ターゲットマーケティング:ある顧客セグメントをターゲットにしたマーケティング活動を行う手法。
7.ポジショニング分析:競合との差別化点を明確にし、商品・サービスの位置づけを決める手法。
8.チャネル分析:販売チャネルの効果を分析する手法。
9.ROI分析:投資した費用に対する収益率を分析する手法。
10.データマイニング:膨大なデータから有用な情報を抽出する手法。
11.ウェブ解析:Webサイトの訪問者や行動を分析する手法。
12.ソーシャルメディア分析:SNSなどのソーシャルメディアの情報を分析する手法。
13.マーケティングオートメーション:自動化ソフトウェアを利用してマーケティング活動を行う手法。
14.A/Bテスト:2つのバージョンを比較し、最適な選択を行う手法。
15.NPS(Net Promoter Score):顧客の満足度やロイヤルティを測定する手法。

おお、マーケティングと一言にいってもたくさんの分析があるんですね。
とりあえず、コカ・コーラを題材にして聞いてみました。
注意)有名ブランドを題材にしたので、実務レベルではこの手の回答はえられないかもしれません😭

system「あなたはマーケティング戦略に熟知したプロのマーケターです。
user「コカ・コーラについて、15個のマーケティング分析に照らし合わせて、15個のコカ・コーラの分析を考えてください。」
としたところ以下のような応答がありました👇

SWOT分析
  Strengths: コカ・コーラは、世界中で高い知名度を誇る。また、幅広い製品ラインナップと大規模な流通網を持つ。
  Weaknesses: 健康志向の高まりにより、糖分やカフェインなどの成分が含まれる製品に対する消費者の関心が低下している。また、環境問題に対する社会的なプレッシャーも高まっている。
  Opportunities: 健康志向の高まりに対応するために、低カロリー飲料や健康飲料の開発に注力することができる。また、成長著しい新興国市場においても需要が拡大している。
  Threats: 環境問題に対する社会的なプレッシャーや、健康志向の高まりによる需要の低下が続く可能性がある。また、競合他社からの市場シェアの奪取も懸念される。
PEST分析
  Political: 各国政府の規制や税制度によって、製品の販売に影響を与える可能性がある。
  Economic: 世界的な景気後退によって、消費者の購買力が低下する可能性がある。
  Social: 健康志向の高まりによって、カロリーが高い飲料に対する消費者の関心が低下する可能性がある。
  Technological: 技術の進歩によって、より効率的な製品開発や製造が可能になる可能性がある。
4P分析
  Product: コカ・コーラは、炭酸飲料やジュースなどの幅広い製品ラインナップを持っており、各製品には独自のブランド価値がある。
  Price: コカ・コーラは、競合他社と同様に、価格競争を行っている。また、販売促進活動によって、価格を下げることがある。
  Place: コカ・コーラは、世界中で大規模な流通網を持っており、幅広い販売チャネルを活用している。
  Promotion: コカ・コーラは、広告や販売促進活動に多額
顧客分析
  コカ・コーラは多様な顧客層をターゲットにしています。若い世代から年配の方々まで、幅広い年齢層をカバーしています。彼らの商品や広告キャンペーンは、ターゲットとなる顧客層の嗜好や傾向を考慮しています。
製品開発
  コカ・コーラは、市場の変化に合わせて新製品を発売しています。例えば、健康志向の高まりに対応して、低カロリー飲料やフルーツジュースなど、より健康的な商品を展開しています。
広告効果測定
  コカ・コーラは、広告キャンペーンの効果を測定するために、マーケティングリサーチを行っています。彼らは、広告の認知度、好感度、購買意欲などを調査し、広告の改善点を把握しています。
売上分析
  コカ・コーラは、製品の売上データを分析して、販売戦略を立てています。彼らは、販売量の増減や地域別の売上データなどを調査し、戦略の改善点を把握しています。
価格戦略
  コカ・コーラは、競合他社の価格や市場価値を調査し、適切な価格設定を行っています。彼らは、顧客が商品に支払う満足価格を把握し、競合他社との差別化を図っています。
顧客満足度調査
  コカ・コーラは、顧客満足度調査を通じて、顧客の声を聞いています。彼らは、製品やサービスに対する顧客の評価を把握し、顧客満足度の向上に取り組んでいます。

コカ・コーラなら間違ってはいない情報が提示されるようですね。😉
文章化されることで頭の整理になったりするので、一見、素晴らしいことを答えてくれているように錯覚をしてしまいそうですね😭
ChatGPTが正確な分析結果を返してくれるのではなく、言語化された情報を見ることで考えを整理する「壁打ち相手」くらいに考えておきましょう😉
正確性には懸念があるからこそ、この壁打ち相手こそが、業務の効率化や新しいアイデアのきっかけになるというのがChatGPTです。答えを求めてはいけません。あくまで提案です。

上記の通り、分析内容を聞く手段としてChatGPTを利用する場合は、SWOT分析PEST分析4P分析が、フォーマットが決まっていて活用できそうな気がします。
応答内容についても、もっと具体的な内容を踏まえたプロンプトを与えると答えに深みが出てくるようです😊
ただし、ChatGPTの弱点としては、コカ・コーラなど情報が豊富にあるものの応答と情報が不足している商品名などでは応答されないケースも多々あるので、その場合は、自社サービスや商品の強みなどを自ら入れる必要があるようです。
SWOT分析を行う(商品)場合であれば、
・商品名
・誰向けに販売している商品か
・商品の成分の特徴
・販売チャネルはどこか
・価格はいくらか
・競合他社の商品名は何か
などの情報を入力してあげる必要があります。

その後に必要となりそうなのは、この商品に対する訴求文
プロンプトとしては、
以下のように3パータンのキャッチコピーを5個ずつ提案してください。
・ターゲットコピー
  →「コカ・コーラはどんな人にニーズあるの?」
・ベネフィットコピー
  →「コカ・コーラはどんなメリットがあるの?」
・損失訴求
  →「コカ・コーラを買わないとどうなる?」
のようにすると3つの角度からのキャッチコピー案を知ることができます😊
分かりやすく、コカ・コーラとすると回答は以下のように出てきますが、実際に自分のサービス名にするとプロンプトをより工夫する必要があります。

・ターゲットコピー
1. 「コカコーラ、君の日常にぴったり。」
2. 「コカコーラ、新しい出会いをサポート。」
3. 「コカコーラ、世代を超えた愛され飲料。」

・ベネフィットコピー
1. 「コカコーラ、爽快な炭酸と甘さでリフレッシュ。」
2. 「コカコーラ、仕事や勉強の疲れを癒やす。」
3. 「コカコーラ、プラスαのハッピーを提供。」

・損失訴求
1. 「コカコーラを飲まないと、疲れが取れない。」
2. 「コカコーラを逃すと、ワクワク感がなくなる。」
3. 「コカコーラを見逃すと、リフレッシュできない。」

とこんな感じで、ChatGPTをうまく活用するとマーケティングの効率をあげることができます。ただし、不特定多数のサービスや商品に関して同じことをしようとするとかなり簡単じゃないことが分かりますね😊

実際に色々と試したので、これは良かった❗️というプロンプトとかあったのですが、中々これをどう記事に書くか難しいですね💦

とりあえず、コカ・コーラの例がわかりやすいのか・・・
事実を書くには少し難しいですが、実際のところかなり愚直にプロンプトを工夫して、インプットの情報とアウトプットの形式を指定しています。
(今の所内緒🤫)

とりあえず、ChatGPTが話題になって時間も経つので、似たようにマーケティング分野でサービスを行なっているサービスを調べてみましたのでご参考に😊

今更、マーケティングx ChatGPTなんて遅いわけで。

ChatGPTを搭載したマーケティングで使えるサービスまとめ

2023年5月時点で、マーケティング、いわゆる広告領域でChatGPTを搭載したサービスがないか調査してみたよ✌️
国内のサービスを網羅したカオスマップが登場してますね。

気になるサービス1つ目
Catchy

無料で登録できるので登録してみました。😉
Googleのアカウントがあればすぐに無料登録でき10クレジットもらえます。クレジットカードなどの決済情報も不要です。登録後にチュートリアルで説明をしてくれます。親切😊
さまざまな分野で元の情報+文章の雰囲気(丁寧|カジュアル|大胆)を選んで文章が作成できるようです。

気になるサービス2つ目
海外のサービスですが、HappyCopy。セールスメールを書くことに特化したサービスです。こちらは強気に有料プランがたくさんあります。それだけ文章を書く業務をChatGPTに任せたいという事でしょうか。
そしてメールの文面次第でビジネスにおきな影響を与えるという分野である証拠ですね。

気になるサービス3つ目
海外のサービスですが、Rytr(ライター)。いろいろな文章をアシストしてくれます。

気になるサービス
Showbase
成約率向上を自動化するAIらしいのですが、まだクローズドで展開しているようです。

気になるサービス
CalqMail
自然なメール作成ができるAIらしいですが、まだクローズド展開しているようです。

とにかく、ChatGPTを扱うためには、プロンプトがどれだけ的確に設定できるかという事。プロンプトと言っても1行や2行ではなく、最近の傾向としては、数十行に渡り、条件などをプロンプトとして設定しています。
そんなプロンプトを集めてコピペできるサイトなんかも登場し始めてるんですね😉


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