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\雪国の打ち豆/パーマカルチャー日記(137)

こんにちは。
パーマカルチャー愛好家の齋藤朱美です。

わたしのパーマカルチャー師匠である梅ちゃんのパーマカルチャーの講座、おうちでパーマカルチャー塾では、天然酵母のパン作りや麹から作る味噌作りについても教えていただきました。

パーマカルチャーは農業だけでなく、建築、土木、料理など、暮らし全般なのだと私は受け止めています。地球と人間に配慮する、循環型の暮らしのデザイン。

昨年親戚からいただいた豆を打ち豆にしてみました。(表紙写真)
本当は木づちで叩くみたいですが、うちにあるマサカリで叩きました(^_^;)
土台にした木の輪切りにクッキングシートを敷きました。

打ち豆」を調べると北陸で食べられているみたいです。山形でも、スーパーで売っています。私が生まれ育った庄内に住んでいたころは知りませんでした。内陸の食べ物?

水に浸けて柔らかくして、熱湯をかけてから
叩きました
薄皮が剥がれてしまう
売っている打ち豆からは、ほど遠い仕上がり
打ち豆は、炒り物に入れます
これは塩蔵したワラビとフキの炒り物
チクワも入ってる
おばあちゃんが作ってくれました


打ち豆を最初に弱火で油で炒めて旨みを出します。コロっとした豆を打つことで、豆の旨みが出やすくなる気がします。食べやすいし。

冬の食べ物は、夏に塩漬けしたものや、漬物が多い。雪国で生きていくための先人の知恵。
山菜や野菜が取れる春や夏のうちから、冬の暮らしを思い、準備している。

大根の辛子漬け
漬物が変身した料理
大根漬け炒り

古くなった大根漬けを水に浸けて
塩気をぬきます。
その後、茹でこぼしてから炒ります。
最後に粉がつおと白胡麻を入れます。
大根漬け炒り、きゅうり漬け炒り、
白菜漬け入りを具にして
「おやき」をつくりました。
ささぎ豆とカボチャ、さつまいもの甘煮も。

どれも、めちゃめちゃ、美味しい。
春が来る一歩手前に
これから来る春を思いながら
昨年のふきのとう味噌を食べました。
冷凍庫のありがたさ。


今年は暖かい冬で、雪も少ない。
昨日は散歩できるくらい暖かく、
2月中旬とは思えないほどでした。