声を遠くまで届かせる方法~力をいれずにリラックスして、前へ前へと進む気持ちで~

歌曲を大勢の方の前で歌うとき
コンサートホールの客席の
一番遠いところまで声を届けるには
どうすればいいかと言えば

喉をひらき
力はいれず
なるべくリラックスして

そして

気持ちはいつも

前へ
前へと
進むつもりで歌うと

のびやかな、いい声を、
聞く人に
届けることができます。

むかし小学生3年生のある昼休み
音楽室で遊んでいた私たちに

音楽の先生が
合唱コンクールというのがあるから
チームを組んで出場してみない?
と言われ

えー! それはぜひぜひ!
と、その場にいた子どもたちは
たちまちやる気で
期待に胸を躍らせたのですが、
残念ながら
それはアイデアだけに終わり
実現しませんでした。

さらに中学生の時
学校に
プロのソプラノ歌手の方が来られ
プロの声楽をご披露くださり
いつの日にかこんな声で歌えるように
なりたいなあと憧れたのですが

ちゃんと音楽を習うことが
ありませんでした。

数年前に病気をした時、
やりたかったことが明確になり

治療が終わってすぐ先生を探したら
自宅から近いところに
とても素晴らしい先生がおられました。

ワンレッスン30分
2000円で教えていただけます。

先生は声楽家で朗読もされ
大人になってからバレエも習われて
ヨガも教えることができ
絵本が大好きで
日本語もうるわしく
教え方も天才的です。

イメージを使うだけで
こんなにも声が伸びるのか!!
と、イメージによる身体の反応が
如実に体感でき
毎回のレッスンは驚くことばかりです。

それで
声楽も
いちばんパフォーマンスがあがる時は

力が抜けている時なんですよと
教えていただき

これは本当に
何事にも通じることだなあと
あらためて感心しました。

そして

その力の抜き方が
どうやら
一番難しいらしいことも
わかってきました。

そして

気持ちはいつも
前へ前へ

高音を出す時は

下からあがるのでなく

最初から上にいるつもりで
発声すると
出しやすいのです。

今この時になってこのようにお聞きしますと

はい、はい、はい、はい・・・!!!

心に刺さる奥義ばかりです。

そして

近々の新しい時代においては
子どものみなさんは
ごく小さい時から
クラシック音楽に日常的にふれることになり
(反田恭平さんたちの大活躍にもより)

街ぐるみのコンクールで一等賞をとった人は
音楽院への奨学金がもらえるとか
一等賞をとった人は
きっと毎年その町で無償で子どものみなさんに
音楽を披露するとか

思い描きまくりです

そして
思い描いた未来は
現実になります。

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