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王位継承──ヨーロッパで何が議論されたのか

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ヨーロッパでは、20世紀後半から王位継承法が変わり、女王容認、絶対的長子相続への変更が進みました。これらの動きに呼応して、日本でも女性天皇容認、女系継承容認論が唱えられていますが…
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#スペイン

参考にならないスペインの女帝論議(平成18年11月29日水曜日)

参考にならないスペインの女帝論議(平成18年11月29日水曜日)

(画像はスペイン王宮。同HPから拝借しました。ありがとうございます)

◇第二子は「女児」

 朝日新聞が伝えるところによると、スペイン王室はレテイシア皇太子妃が来春に出産される予定の第2子が「女児である」と発表しました。

 もし第2子が男子だった場合、第1子のレオノール王女の王位継承権を飛び越すことになるため、9月の懐妊発表後から女帝論議が活発していた。論議の加熱を防ぐため、今回の性別発表に踏

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