平成の御代替わりでの議論は徹頭徹尾、政教分離がテーマでした。そして令和の御代替わりもまたしかりでした。天皇がなさる儀礼には宗教性があるということなのですが、それは如何なるものなの…
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#立儲令
「立皇嗣の礼」=国事行為を閣議決定。もっとも中心的な宮中三殿での儀礼は「国の行事」とはならず(令和2年3月24日)
政府は今日の閣議で、来月に予定される「立皇嗣の礼」のうち、「立皇嗣宣明の儀」と「朝見の儀」について、天皇の国事行為として行うことを決定しました。〈https://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/202003/24_a.html〉
▽1 国民を前にして伝進される壺切御剣
先々月末、1月29日に開かれた宮内庁の大礼委員会では、以下のような関連行事が予定されていまし
「皇太子を望まれなかった」? 皇太弟は何をお悩みなのか、『帝室制度史』から読み解く(令和2年11月23日。新嘗の祭りの日に)
新型コロナの影響で延期されていた「立皇嗣の礼」が今月8日、挙行された。次の皇位継承者が名実ともに確定される国家的慶事であるが、まさにその当日、あたかも冷水を浴びせるかのようなコメント記事が朝日新聞に掲載された。なんと皇太弟ご本人が「皇太子を望んでいない」というのだから穏やかではない。〈https://www.asahi.com/articles/ASNC853WTNB6UTIL032.html〉
明治の「立儲令」と来月の「立皇嗣の礼」は何が違うのか?(令和2年3月29日)
(画像は立儲令)
4月に予定される「立皇嗣の礼」で中心となるのは19日の「立皇嗣宣明の儀」「朝見の儀」と21日の「宮中饗宴の儀」の3つです。いずれも「国の儀式」として皇居宮殿で挙行される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大で「宣明の儀」は参列者の規模を縮小することとなり、「饗宴の儀」は「取り止め」となりました。〈https://www.kantei.go.jp/jp/singi/gishi