191204_大プロ2019_1003

社会に出た時に、少しでも活かせる学びを!~アクティブラーニング型授業を通じて届けたいもの

國學院大學経済学部では、1学年500名超全体で、社会にある実際の課題について、4~5名でチームを組み、解決策を検討し、プレゼンを行う、課題解決型のアクティブラーニングと呼ばれる授業に取り組んでいます。

今期のテーマは、「2020東京オリンピック・パラリンピック以降の日本社会のあるべき姿を具体化し、その実現のための施策を提案しろ!」というもの。

う~ん、とっても抽象度が高く、レベルが高いですね・・・・

先週、9月末から検討を進め、23クラス 約130チームで行われた予選を勝ち抜いた、7チームが、受講生や教員、外部からのゲストの前でプレゼンを行いました。

外部ゲストとして、野村総研コンサルティング事業本部パートナーで日本オリンピック委員会マーケティング委員も務める三崎さま、渋谷区総務部長の大澤さま、本学の卒業生団体である院友経済会のみなさまがご参加くださいました。貴重なフィードバック、ありがとうございました!!

当日は、東京2020オリパラと絡めながら、食品ロスの問題やLBGT、キャッシュレス社会、オリンピックで建てた建物の活用と、様々な切り口から、学生らしいフレッシュな視点で、提案がなされました。

大学生時代に、500人を超える人の前で、自分たちでロジックを組み上げて、プレゼンをするという経験は、なかなかできるものではないので、うまく自信にしてもらえたらと思います。

その一方で、”学生らしいフレッシュな視点”といえば聞こえはいいですが、ロジック的に穴があったり、事実確認についても曖昧な箇所があったり、まだまだ、改善が必要なところはありました。

教員の指導不足ももちろんあるかと思いますが、これをきっかけに、より人に伝える/ 納得してもらうために必要となるコミュニケーションについて意識してもらえればと思います。

これから先、社会に出ていくなかで、この数か月経験した、チームでああだこうだ言いながら、議論し、ときにはちょっと空気が悪くなりながら進めたグループワークは、まさに社会に出て、働いたときに経験するのと、同じプロセスだなと思います。

ここで見えてきた、自分の強み(課題)、他者とコラボレーションしていくときに大切になっていくスキルは、社会に出てからも転用可能なので、是非、是非、これからさきも磨いていって欲しいな!

今回のプレゼン大会は、各クラスの授業をサポートしてくれている23名の先輩学生が準備をしてくれました。500名超のイベントを自分たちで、これまたああだこうだ言いながら、ほぼ自分達だけで組み上げていったこのプロセスもまた、大きな学びの連続だっただろうなと思います。お互いが自分の強みを活かしながら、タスクをみつけ、協力し合っていたのは、かっこよかったな。

すばらしいイベントをやり切ってくれた、メンバーに感謝です!
ありがとうね!

私が関われるのは、来年の3月までなので、来期以降、本学のアクティブラーニングがどんな展開になっていくのか、本当に楽しみです!

サポートいただいたみなさま、ありがとうございました!!

画像1

画像2

画像3


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?