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親が反ワク派になった

こんにちは。FimPの斎藤です。

この記事では僕の親がコロナ禍で反ワク派になったこととその対応について書いていこうと思います。

結論から言うと、自分の親が反ワク派になったことで僕はワクチンを打ちに行くという行動を取ることができました。

その点でワクチン接種に反対している母には少しだけ感謝しております。

なお僕自身はワクチン推進派でも反ワクチン派でもないのです。「人に勧めるほどじゃないが、自分は打ちに行くよ」という考えです。

【始まり】

◆突然の連絡とヒステリックなLINE

始まりはコロナ情勢が始まり、しばらく経った頃に遡ります。

普段連絡を取っていない母親から突然ヒステリックなLINEが入ってきました。

「ワクチン打った?もしまだ打っていなかったら、絶対に打っちゃダメ!」
引き続いて2人のワクチン接種に反対しているお医者さんのyoutube動画が貼り付けられ
「この2人は信用できます。」

いや信用できますって誰目線やねん(*`Д´)っ))

◆ひとまずの通話

その後数日無視していたのですが、流石に一言くらいは返信しておこうと思い始めました。ただ返信の内容迷う…

ちなみにこの時点では僕もワクチン接種に対して懸念というか、面倒臭さがありました。

新型コロナウイルスに感染するよりもワクチン接種の副反応の方が体調が悪くなるとよく言われていたので、その点でワクチン接種にメリットがないと判断していたのかもしれません。

どこかで新型コロナウイルスは若い人にとっては風邪と変わらないと感じていました。

と、いうことで別に反論する気にもならなかったのです。
その上自分だって打っていないから、なんかケチつけたら絶妙にダサい。
かといって迎合するようなことを言うのもなんだか違う気がする。

悩み抜いた末
「ありがとう。気をつけるわ。」
というスマートな返信に行きつきました。

自分の考えを明らかにせずもわだかまりに我関せずという態度をとった上で感謝まで伝えられる言葉。
我ながらスマート。

しかし返信すると1分もたたずにLINEの着信音が鳴りました。

斎「もしもs…」
母「あ!久しぶり!ワクチン打った?」
斎「いやまだ打ってないけd…」
母「絶対に打っちゃダメ!」
斎「え…」
母「いい?ワクチンっていうのは体に異物を入れる事なんだよ?だいたいワクチンを打ったからって感染しないわけじゃないからね。それからこれは人類初の試みで…(以下略)」
斎「わかった。ありがとう。元気でね。」

…( ゚д゚)

◆母の主張を整理する

あまりにも色々なことをまくし立てられたため、整理します。
母親の主張として以下の3点でした。

  1. ワクチンを打ったからといって感染しないわけではない。

  2. ワクチンは体に異物を入れることである。

  3. mRNAワクチンが人類初の試みであるため、安全性が担保されていない。

【その後】

◆自分なりに考えてみた。

ただ、母親は特に間違ったことを言っていないんですね。

というのも

  1. ワクチンを打ったからといって感染しないわけではない。
    →◯
    当然そうですよね。オミクロン株も出てきたことですし、これは間違い無いです。

  2. ワクチンは体に異物を入れることである。
    →◯
    注射して体内に何かを取り入れているわけですから、これも間違っていないですね。

  3. mRNAワクチンが人類初の試みであるため、安全性が担保されていない。
    →△
    現時点で臨床実験が済んでおり、統計的に安全であることは解っています。ただ時間が経過してみて改めて「これは有害だったね」と発見される事柄も多くあることから、一概に間違いだ!と決めつけることもできないような気がします。

これらの点でワクチンと自閉症の関係を糾弾したり、陰謀論を唱える人とはちょっと違うような気がしました
(もちろん、深層心理にそういうものがある可能性は否定できません。)

◆この違和感の原因は何!?

「あんまり間違ったこと言ってなさそうだけど…なんか違う気がする。」
この違和感の原因はなんなんだろうかというところです。
この点で僕なりの答えを見つけてしまったので記します。

実はワクチン接種には3つの目的があるのですが、ご存知でしょうか。
(偉そうにご存知でしょうかとか書いていますが、この記事を書いている最中に調べました。)
「自分が罹らないようにするため」
「もし罹っても軽い症状で済ませるため」
「周りの人に移さないため」
この3つです。
最初の2つはいわゆる個人防衛、最後の1つはいわゆる社会防衛にあたります。

ところで新型コロナワクチンは「自分が罹らないようにするため」(感染予防効果)はあるみたいですが、「もし罹っても軽い症状で済ませるため」(症状軽減効果)はあるんですかね?僕の調べた限りだと見つかりませんでした。

まあそれはいいとして…

私の母はこの「個人防衛」のことばかり言っていたんですね。「社会防衛」の観点がすっかり抜け落ちているわけです。
個人にとってのデメリットばかりを念頭においてワクチン接種に反対してるということになります。

◆結果

ワクチンを摂取しに行きました。
その様子は別記事にしようと思います。
やっぱり社会に生きている以上、その責任は果たさないといけないなと考えた結果です。

我ながら面倒くさがりの割に良くやった!あっぱれ!と悦に入っております。

ここに書いたことはあくまで僕の意見で、必ずしも正しいわけじゃないと思います。同じ境遇の人がいたら参考まで!


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