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高校出前授業!

【登場人物】
○樋口誠司
毎度おなじみZ世代を騙す先生。現在ゼミでの4つのプロジェクトを同時に監督するすごい人!

○伊豫田健
今回先生に指名されプロジェクトリーダーになったZ世代。「俺には無理だ」など言っていましたが最後まで授業の教材を作ったり授業をしたり頑張ってくれました!

○齊藤綾美
筆者。今回のプロジェクトには自分から志願。教師の大変さを知りました、あとスーツが着慣れ無さすぎて大変でした、

○日光明峰高校の皆さん
今回授業を受けてくれたかわいい高校1年生達。
この学校はアイスホッケーが強いみたい!

集合🕚

今回は東武日光駅に現地集合。
各自特急列車で東武日光駅に着く!予定でした、

しかし高校出前授業を行う9/26の11:00着の特急はスペーシアXという出来たてホヤホヤの新型特急列車!

私は当日朝の3:00頃に予約を取り、北千住から乗車することが出来ましたが、"券は当日現地で買う派"の伊豫田くんは遅刻してしまいました笑
全く運が悪い。

TORCH Camping & Coworking Space

何はともあれ全員集合。この日は学校でただの授業をするのではなく、学校近くのキャンピング場をお借りしてのびのびとした授業をしていきます。

栃木県立日光明峰高等学校(HP引用)

さてまずは高校生をお迎えしに本日お世話になる日光明峰高校へ!

この学校のすごいところは3年間を通して日光の観光を学ぶそうです!様々なプロジェクトのに別れ、ドローンを使う授業やブラタモリ風の動画を作ろう!みたいな授業がありました。
(私もブラタモリの授業受けてみたかった、)

授業開始✏️

高校生をキャンプ場に案内していよいよ授業スタート!まずは大学生の軽い自己紹介から観光についての授業を行います。

この授業のために3度も予行練習をした伊豫田くん。高校生も真剣に授業を受けてくれていました。

休憩を挟んで次はワークの時間!
高校生にいつも大学でやっているようなワークをしてもらいました。

日光明峰高校に転校してきた友達に10万円を使った1泊2日旅のプランをつくろう!

この課題が出た瞬間高校生の顔が引きつっていました、笑。グループに別れて考えてもらいましたが、みんな頭を悩ませながらワークに取り組んでいました。

発表してもらったホワイトボード

ここで私が感じたのは日光は私たちの大学のある八千代と比べ観光地として有名なのにおすすめのご飯屋さんや観光地が出てこないというところに衝撃を受けました。

外部から来た私たちから見れば、色んなところに魅力があり、廃れることのない素晴らしい場所だと感じるのですがやはり住民は見慣れた光景すぎて気づいていない様です。

地元を離れる若者が多いのも、地元の魅力に気づかず、利便性や新しいものを求めてしまうためだと感じました。

と、こんな感じで1時間半の授業が終わり、高校出前授業1日目が終了しました。

ホテルに向かう途中、今回私達に授業を依頼してくださった藤井先生が車で送迎をしてくださいましたが、渋滞していることに対して「これもオーバーツーリズムになる」と仰り、こんなにも身近にオーバーツーリズムが起こってしまっていることを実感しました。


2日目フィールドワーク🚎

さて、2日目の授業です!
2日目は実際に観光地で働いている方の話を聞いて学ぶ授業で私たちは主に引率をしていました。

バウムクーヘン工房 はちや

1箇所目はバウムクーヘン工房はちやさんにお話をお聞きしました。
ここは元々お土産を売っていたお店でしたが、売っているお土産のほとんどが地元の食材を使っていないということに気づいた代表取締役の八木澤さんが栃木の食材を使った商品を開発し販売されています。

鬼怒川駅から歩いてすぐの場所にあるこのお店は隣にはちやカフェがあり、海外の方が多い印象でした。

さらにはちやのロックバウムを試食させて頂きましたが、サクッとした食感の中にしっとりと甘いバウムクーヘンでとても美味しかったです!
鬼怒川駅によった際はぜひ行ってみてください!

鬼怒川パークホテルズ

2箇所目には鬼怒川パークホテルズさんにお邪魔しました。

ここは昭和レトロな可愛らしいお部屋から現代風のまるで○印良品のようなオシャレで機能的なお部屋まで、たくさんの色を持つホテルです。

サウナ付きの現代風な洋室
昭和レトロな和室

さらに鬼怒川で一二を争うほど広い敷地を持つ企業でもあります。

質問の様子

最後に観光を学んでからのお話をして頂きましたが、1番印象に残ったお話が、「元々は地元にもどるつもりがなかった」というお話でした。このホテルを継ぐ前は地方で旅行業界について学び、現在新しいものを取り入れながら働いていたそうです。そこから地元に戻り、新しい風を吹かせながら鬼怒川を盛り上げていく気概と情熱に心打たれました。

3箇所目は東武ワールドスクウェアにお邪魔しました。

ここでは先にお話を聞きましたが、直接東武ワールドスクウェアに就職している人は少なく、移動として働いている方が多いそうです。

この東武ワールドスクウェアは世界は25分の1スケールの世界遺産が展示してある施設で、施設スタッフは人形の一つ一つを丁寧に手入れをしているそうです。

そのため、莫大な人形の手入れをするのにてがあくことはないようで、植えてある木が少し大きくなっただけで植え替えるそうです。

日光江戸村

さて、今回の校外学習の最終場所は日光江戸村でした。しかもこの日は定休日のところわざわざフィールドワークのために江戸村内を案内してくださいました。

お話を聞いている様子

そして最後に日光江戸村についてのお話をしてくださいました。この日光江戸村は日本だけでなく海外にも事業を展開しており、現在は日本橋にも店舗を出店しているそうです。

しかもこの案内してくださった横尾さんは元々江戸村で忍者アクターとして働いていたようで最後のお見送りまでサービス精神旺盛な対応をして下さり、とても楽しめました。

その後高校に戻り2日間に渡る高校出前授業が終了しました。

この2日間のために何ヶ月間も準備してきましたが、完璧とは言いきれない授業でした。

後期はまた出前授業を行う機会がある予定なので次は今回よりも素晴らしい授業にしたいと思います。

また次回があればお楽しみに!

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