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ひょんなことから大阪・貝塚市をぶらり旅。
10月中旬、とある機会がありまして、大阪府貝塚市の名所を巡ることに。
その模様をお伝えいたします。

まずは、南海電鉄の貝塚駅前にある「料亭 古の木」さんで昼食。

古き良き料亭、という佇まい。

料理はどれも美味しかったのですが、特に、お菓子「村雨」は、初めて味わう食感。
和泉名産 村雨本舗「塩五」 (shiogo.co.jp)

お腹いっぱいになったところで、貝塚駅に移動。

水間鉄道に乗車。

水間鉄道は、貝塚市内のみを走る鉄道。
ひとつの市内のみの鉄道線というのは珍しいのだとか。

貝塚駅から水間観音までの約5.5㎞を結ぶ鉄道。
路線は短いですが、さらに短い鉄道路線もあるらしく、日本一短い鉄道線、というような売り方もできず苦戦している・・・とかなんとか・・・・

水間観音駅

水間観音に移動。さすが名所というべき堂々とした風格です。

ご祈祷をして頂きました。

続いて、貝塚市善兵衛ランドに。
江戸時代に活躍した貝塚出身の天文学者、岩橋善兵衛にちなんだ天文台で、望遠鏡のほか、岩橋善兵衛ゆかりの望遠鏡などが展示されています。

善兵衛ランド/貝塚市 (kaizuka.lg.jp)

「○○天文台」という名前ではなく、「善兵衛ランド」としたのは、子どもたちが気軽に集まれるテーマパーク的なものにしたいとの前館長の願いだとか。

衛星が捉えた雲の動きをリアルタイムで見ることができる地球儀型スクリーン

望遠鏡はド迫力です。
コンピューター導入で、望遠鏡が自動的に目標の天体を追尾し、ドーム型天井が開閉する姿は、さながら「ガン〇ム」のようでした。

この特大の望遠鏡で沈みゆく太陽を見せてもらったのですが、コロナウイルスの「コロナ」は太陽の「コロナ」に由来していると、このときはじめて知りました。

岩橋善兵衛が制作した望遠鏡は、かの伊能忠敬も『大日本沿海輿地全図』の作成の折に使用したとのことでした。
こちらは伊能忠敬が制作した地図のコピーだそうです。

こんな感じで、約4時間ほどかけて貝塚市の名所を回ってまいりました。

いちおう大阪府出身ではあるのですが、いわゆる泉州にはほとんど足を運んだことがなかったのでいい機会になりました。

コロナ禍で傷んだ地域経済の活性化のために、ローカル旅、いかがでしょうか。

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