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腕時計革ベルト考 クリッカー仕様への改造DIY

クリッカー(ワンタッチで革ベルトを取り外せるバネ棒)が標準装備されているものも増えている中で、まだまだクリッカー仕様でないものも多いです。
愛用する松重商店(大阪)の商品もそのひとつ。

こちらの革ベルトをを改造していきます。


ネイビーのコードバンなのですが、夏の使用がたたり、裏材のカーフがボロボロになってしまいました。そこて、いっちょDIYでクリッカー仕様に工作してみるか、というのがこの企画です。

表の革材にカッターで穴をあけるので、よほど腕に覚えがない限り新品にいきなり行くのは避けたほうがよいかと…

ちなみに、DIYの前に、腕時計修理の店などに持ち込んでみたのですが、クリッカー仕様に変更するという作業を請けてくれる店はありませんでした・・・というわけで、自分でやるしかない・・・

何はともあれクリッカー用のバネ棒↓↓↓を買います。amazonで税込600円ほどでした。

3年ほどの使用で裏材がボロボロです… 逆にこのくらいボロくならないと、DIYしてしまう気にはならない…
クリッカー仕様のものと比べてみて、穴が開いているとことに油性ペンで印をつけます。
見にくいですが、黒いマジックで印をつけました。マジックの印がうまく切り抜けずに残ってしまう場合に備えて目立ちにくい色で印をつけたほうがよいかと。
カッターナイフで印の部分をくり抜きます。革の材質によるものと思われますが、このコードバンのように固い素材だと、ちょこちょこと切っていけないので、ためらいなくザックリカッターの刃を入れたほうがうまくいきそうです。
開けた穴にクリッカー用バネ棒を突っ込んでいきます。
少し穴が小さすぎたのか、バネ棒が入らない・・・
バネ棒が入るように穴を拡げていきます。
装着してみました。
もう片方のベルトにも穴を開けていきます。同じように印をつけます。
今度はある程度大きく切ります。
これくらいの大きさであればすんなりバネ棒が入りました。
両方を装着しました。
いかにも自分でくり抜きました感があります・・・私の技術ではこれが精一杯・・・

とまあ、こんな感じで、私のようなド素人でも簡単にクリッカー仕様にできました。クリッカー仕様への変更をお考えの方はご参考になれば。

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