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オーダーシャツを作ってみました(完成編)。

こんにちは。齋藤です。

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前回に続いて、今回も「教養としてのスーツ」の番外編です。


「教養としてのスーツ」の記載をもとに、いちどオーダーシャツに挑戦してみようと考え、「メーカーズシャツ鎌倉」のオーダーシャツを注文しました。

今般、注文したオーダーシャツが完成し、納品されましたので、着用感等をレビューさせて頂きます。


1 納品

ほぼキッカリ2週間で納品されました。


このような箱↓↓↓に入って送られてきます。

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袋から取り出しました。↑ いい感じです。

生地見本は小さな布きれですので、正直、出来上がりのイメージがつかみにくいのですが、色、手触り等申し分ありません。

普通のオックスフォードよりも生地がツルっとしており、ドレスシャツとして十分通用する気がします。

襟のシッカリ感、裏前立ての仕上がりもばっちりです。


2 サイズ感

とはいえ、オーダーシャツですので、身体にフィットしていなければ今回の挑戦した意義が半減されてしまいます。

期待と不安が入り混じる中、さっそく着てみました。

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いかがでしょう。

首回りには若干ゆとりがあるような気がしますが、洗濯すれば縮むと思われますので、新品時点ではこれくらいでちょうどいいものと思っています。

これでようやく第一ボタンをちゃんと閉められるシャツを手に入れることが出来ました。


肩幅についてもほぼジャストかと思われます。

以前に購入した既製品から肩幅を+1cm増やしたことで、同既製品を着ているときに若干感じていたタイト感が全くなくなり、ピッタリかつ窮屈さのない着用感が実現されました。


なお、ご覧頂いてわかる通り、胸ポケットはありません。

胸ポケットにペンをさしたり眼鏡を入れたりする習慣はこの際やめてしまうつもりです。


次に、左そでです。

シッカリ腕時計が隠れます。↓

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既製品では、左そでに腕時計が入らない問題に悩まされることが何度もありましたが、オーダーすればこの悩みは霧散することが確認できました。


こちら↓↓↓が既製品の左そでです。

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腕時計をするとボタンが閉まらず、無理やり閉めるとこのようにぐしゃぐしゃになっていました。


袖丈もちょうどいいです。↓

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なお、これまで着ていた既製品から裄丈を0.5cm長くしてもらったのですが、その分手首でしっかり閉めて長さが余らないようにしたほうがよいと思い、右そでについて、既製品の設定よりもカフス幅(手首周り)を狭くしたいとの希望を伝えたところ、店員さんから、左そで回りを腕時計の関係で広くする分、右そで回りを狭くしてしまうと左右の見た目のバランスが崩れるのでやめたほうがいいとのアドバイスをもらい、アドバイスを重視して右そで回りを狭くすることはしませんでした。

実は、納品されるまで、この点についてやはり自分の意見を通すべきだったのではないかと不安だったのですが、専門家の意見をちゃんと聞いて正解でした。

結局、右そで回りも袖の長さもちょうどよいサイズ感です。


また、既製品よりも着丈を+2cm増やすことで、腕を上に挙げてもシャツがウエストからはみ出すおそれが全くなくなりました。


3 結論

サイズ感については完全に私の想定を超えた出来栄えでした。

これほど自分の身体にピッタリ合ったものができるということには感動すら覚えるくらいです。

また、店員さんと話をしながら生地やサイズ感、ディテールを決定していく作業は、何と言いますか、例えるなら、同じ趣味を持っている人と趣味について語り合っている時の楽しさに似ている気がしました。

結果として、これまで購入した中で最も高価なビジネスシャツを購入することになったわけですが、結論としては満足という言葉では足りないほど満足しております。

もちろん、既製品よりもやや高額になってしまうきらいはあるものの、その値上がり幅も許容できないレベルではなく、首回りや手首周り、着丈、肩幅など、既製品のサイズ感について不満を抱いていた方は間違いなく満足できるものと思われます。


というわけで、今回は2回にわたって、「教養としてのスーツ」の番外編と称して、オーダーシャツ体験記をお送りさせて頂きました。


このように、読んだ本は、知識にとどまらず、実地に体験してこそ意味があると考えており、そうして体験を繰り返すことで、私という人間を少しでもバージョンアップさせていけたらと考えています。


ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。




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