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7月の図会議勉強会

暑い日が続きます。3年ぶりの祇園祭など各地でお祭りや花火が行われ嬉しいような怖いような気持ちがありますが、行くとやっぱり楽しいですね。

さて今回の図会議、日常の話題から図会議をする実践型の勉強会をしてみたいと思っていたことと、「いい会社」といわれる長野県の伊那食品に見学訪問させていただいた直後の図会議だったので、自分なりの感想と報告、振り返りを図会議ワークショップでさせていただきました。

ワークショップではいつものように、参加者に具体的な事柄を発してもらい、抽象度があがることばに変えていくための質問をして対話する。行き着いたのは「信用できない」確かに悪い人ですよね。「ひとの時間、お金、ものを盗る人」思わず、図会議勉強会に費やす時間は大丈夫だったかな?とドッキリしてしまいました。一見当たり前のことが具体と抽象を行ったり来たりすることでその言葉の背景や感情を確認共有できて言葉の厚みが増します、これが図会議のいいところです。

いい人悪い人ってどんな人?

次に安心な職場ってと言うことで図会議をしてみました。
参加者は結婚するまで数年会社勤務の経験だけの専業主婦の方でした。
まず下段に貼る付箋、具体的に安心な職場と思う場面を聞いてみました。
いい職場って具体的にどんな感じ?と声かけをして事例や言葉を発散していただき下に付箋を貼ります。
一つずつの付箋についての背景や感情などを聞いて抽象度が上がった言葉が出たら上の段に付箋を貼ります。
図会議を終えて、安心な職場とは「働きやすい職場」結果だけを見るとあたりまえなんですが
働きやすい職場とは?と振り返るとそれぞれの思いが共有できるので、抽象的な言葉なのに厚みを感じた言葉になります。これが共通理解ができていない場合はよくある見慣れたスローガンの一つのことばとして理解されます。そうするとこのスローガンがあるだけとなり、働きやすい職場が実現することは難しいと思います。

安心な職場って?

ワークショップをする前の講義で
図会議は「共通理解を育む」ためのコンテクストだということを毎回ベン図を使って表現する場面をつくります。今回のベン図は伊那食品工業見学時の井上会長の講話での「創業当時から会社のために働いてくれている社員の幸せを重視し、辛い労働環境をなくすことが最優先にされてきました」というお話とエピソードから私なりのコンテクストを生成してみたベン図です。

安心な経営が悪いわけではない
守られる環境の実現

今月も図会議ご参加いただいた方、参加できなかった方、ノートを読んでくださった方、ご協力いただいた皆さまに感謝します🤗💕
毎回思うのですが「図会議勉強会」とは私が勉強させていただく場だと思っています。回を重ねるごとのにつくづく思うのです。
ありがたいことです、重ねて皆さまにお礼申し上げます💓



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