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就職活動を振り返って、反省点を共有します!

はじめまして、埼玉大学経済学部4年の清水碧人です。

振り返ると、自分の姿勢や考え方に反省を感じた就職活動でした。重要だと思う反省点を書きましたので、主観的な感想ですが、少しでも参考になれば幸いです。

 

【目次】

・就活のスケジュール

・反省点トップ3

・最後に

 

就活のスケジュール

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大学3年4月:就活に意識が向く。

大学3年6月:とりあえず説明会参加、インターンへの応募を始める。

大学3年8月:10社ほど応募、4社サマーインターン参加。

大学3年の9月:ベンチャー企業の長期インターンに参加(スポーツチーム)。

大学3年の10月:ボストンキャリアフォーラムで本選考エントリー。1社のみ通過。

大学3年の11月:スポーツ業界への理解を深めるため、スポーツビジネスの講座に参加。

大学3年の12月:初めての本選考面接、1次落ち。就活ゼミに参加、初めてES添削してもらう。就活イベント、ウィンターインターンに参加。

大学3年の1月~2月:早期選考5社ほど参加。SPI勉強始める。

大学3年の3月:ひたすらエントリー。面接複数回。上旬に初内定(スポーツ)。

大学4年の4月:引き続きエントリー、面接。就活オンラインサロンに参加。

大学4年の5月:OB訪問をやっと始める。

大学4年の6月:第一志望群面接で全落ち、新たにエントリー、面接。

大学4年の7月下旬:専門商社に内定、就職活動を終える。

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スケジュールからの反省点は、①まずは自己分析②早めに社会人・先輩を頼る③適性検査対策早めに、です。

①は早めに自分の軸を定めるためです。詳しくは後述しますが、私は自己分析が曖昧なまま夏~冬の就活に取り組んだ結果、自分に合った業界、企業を見つけるのが遅くなりました。最終的には専門商社業界に辿り着きましたが、既に殆どの企業が一次募集を終えた後でした。

 

②はできるだけ多くの改善を重ねるためです。就活や実務を経験した方々の評価基準をもとに進めた方が、自分で進めるよりも効率的、且つ効果的だと実感しました。多方面からの情報を参考にしながら良く書けたと思ったESも、添削してもらうと修正点だらけでした。私は社会人の方と関わることのハードルが高く感じ、OBの方・先輩への相談やOB訪問を躊躇う傾向がありましたが、もっと早期から、たくさん相談しておけばと後悔しました。Matcher、ビズリーチ、Yenta、OBトークなど、様々な媒体があります!後者二つは営業を仕掛けてくる方々にも出会うので、注意が必要です。

③は本選考へのエントリー前に余裕を持つためです。2月下旬から始めましたが、3月のエントリーラッシュに突入するとSPIの教材に手が伸びなくなりました。準備をすれば確実にクリアできる分、WEBテストで落とされるのは後悔が残るので可能な限り早めに始めるべきだと考えます。適性検査に自信があると心に余裕が出るはずです!

 

反省点TOP3

 

3位:自己分析

まず自己分析が浅かったなと感じます。限られた機会、時間で自分の人柄や強みを正確に、わかりやすく伝えることしか考えておらず、働く上で重視すること(給料、職場環境、仕事内容、安定性、etc.)やそれらの優先順位が曖昧でした。そのため、志望企業の絞り込みや志望度順位付けもスムーズにできず、エントリーする企業に一貫性がありませんでした。その分ESや面接の準備も大変になり、エネルギーを浪費した気がします。自己分析は気力が要りますが、スタート段階で仕事をする上で重要なこととその優先順位付けが整理できると、後が楽になるはずです!企業研究や説明会、インターン前に仮決めしておき、企業の情報を得ながらそれを深めたり、修正したりするのが私の中では理想です。

私は就活後に読んだのですが、森岡毅さんの『苦しかった時の話をしようか』、『メモの魔力』を読むと自己分析が捗りそうだと感じました。

 

2位:目標設定

就職した後に目線が向かなかったことが反省点です。入社後どのように貢献できるか、何を実現したいか、どんな社会人に憧れるか、5年後のビジョンなどをよく聞かれましたが、私は定まったものが無かったのでそれぞれの企業に合わせて違う回答を用意しました。時間がかかりましたし、OB訪問や面接で「本当に?」と言われることもありました。自分の長期的な目標に向かうための手段として企業選びができれば、効率よく就活ができ、面接でも格段印象が残りやすくなると感じました。就活中は悩むことが多くなりますし、目標に向かって一直線に頑張れる状態をつくることが大切だと思います。

 

就活の軸も、「これが私の軸です!」と胸を張って言えるほどの自信は持てませんでした。自分の軸は「将来海外で働けるか」、「若手から挑戦できるか」、「重要な社会課題の解決に貢献できるか」だったのですが、何となく根拠が弱く感じ、面接での手ごたえも今ひとつでした。振り返ると、自己分析と長期的な目標が自分の中で曖昧だったからだと考えます。以前、社会人の方に「軸がぶれるのは両端を固定する理念とゴールが不安定だからだ」と聞き、納得しました。

 

 

仕事をする上で重視することと、就職後の中長期的な目標を設定した後に就活の軸を決められれば、その後方向性で悩むことは少なくなるのかなと思います。私は上記の理由で軸が定まらなかったので志望企業がはっきり決められませんでした。第一志望群として最初は五社ほどのリストを作りましたが、自己分析が甘かったこともあり決め方が安易でした。そのためリストに続々と新たな企業が入ってきたり、本当の第一志望群がわからなくなったりして、中途半端な状態で選考を受け、散ることも少なくありませんでした。また、インターンシップに参加する段階では、はっきりした目的が無かったので参加した意味をあまり感じることができませんでした。様々な企業を見ることはとても大事ですが、自分の目標に少しでもリンクする企業に留めるべきだったと反省しました。

 

1位:心構え

上記二つとも関係しますが、就活の厳しさへの認識不足と、主体的な姿勢が足りなかったことが一番の反省点だと感じます。どこかで「最後は何とかなる」と甘く考えたり、インターンや面接練習等でポジティブなフィードバックをもらった時に安心、満足してしまったりしました。意味が無いとわかっていても他人と比べることで自分の就活を評価してしまうことも多く、OB訪問などでも受け身な姿勢になりがちでした。

どうしても甘えは出ると思うので、第三者から客観的な指摘を定期的にもらえる環境や、それぞれの目標に向かって高め合える仲間は就活を通してとても大事です。また、就職した先の将来にワクワクしながら、心から自分のために就活できると、より楽しくなると感じました!そのために早期段階での自己分析と目標設定が重要だと考えます!より能動的に情報収集ができ、就職後の自分が想像できずにモヤモヤすることが少なくなると思います。

 

ES・面接対策

21卒向けのトプシュー就活チャンネル(YouTube)をよく見て、ガクチカや自己アピールの伝え方の参考にしました。面接練習は録画・録音して、後で自分自身でも振り返ることをおすすめします。私は自分の話のスローさと歯切れの悪さに驚きました。

また、本番さながらの面接練習をする目的で、自分の軸から外れた企業、志望度の低かった企業にもエントリーをして選考を受けましたが、それはお勧めしません。本番の緊張感は体験できましたが、面接官に伝える内容が違ったので期待した効果は感じませんでした。

 

企業探し

マイナビ、リクナビ、キャリタスのエージェントに登録しておくと、自分では目を付けなかったであろう、自分の軸に当てはまる企業の情報が得られるのでおすすめです!

 

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。反省点は多かったですが、就活を通して将来につながる気づき、成長を得ることができたと感じています!辛い期間ですが、苦労した分だけ成長できると思います!

就活は重要ですが、その結果が全てではないので、自分を追い詰めすぎずに頑張って下さい!みなさんが納得して就活を終えることを願っております!

 

最後に、就活ゼミの高木さん、先輩方、友人、エージェントの方、様々な方にお世話になり、就職活動を終えることができました。ありがとうございました!

就職活動をがんばる学生にコーヒーを奢るつもりでお願いします!