Vtuber「転生」のメタじゃない説明
はじめに
先日「ぷわぷわぽぷら(あおぎり高校)」と「犬山たまき(のりプロ)」のコラボ回で、前世や転生、高校生設定の自身話題ですったもんだ(ネタで)していたのを、楽しく視聴しました。
あおぎり高校(Vtuber事務所)自体は結構フリーダム系で上記もその”色”が出たやりとりだと思いますし、良いと思います。
ただ、あおぎり以外の「もうちょっとメタを抑えたそうな立場っぽいVtuber」が"Virtual Youtuberの設定"に触れる時、メタ発言を回避して説明出来そうなルール的事項に関してもメタとして説明している場面をよく観ます。
それで悪いことは無いんですけど、筆者的に良い言い回しがある中、Vtuber自身は誰も(観測している範囲内で)求めている言い回しをしていないので、ここに記載してみます。
Vtuberの皆さんはこれ読んでみて全然、使ってOKです。
なりきり説明
以下「前世を持ち、世界感を大事にしつつ前世のことを話したい個人勢Vtuber」になりきってセリフを書きます(実際のセリフよりは書き言葉調になります)。
Vtuberってのは「Virtual Youtuber」の略で、VR技術的面から、「仮想(Virtual)世界から,電脳世界からの発信」的意味合いで「Virtual」と冠をつけたのが由来です。
(余談:まあ、"仮想"ってのは日本語訳として微妙で、本当はVRを「実質的に現実」つまり実際の目の前の世界とは別に"もうひとつ作られた、もはや実質的に現実の世界"ってニュアンスなんですが、話が脱線しました)
ただ、2017年くらいから1、2年はそのスタンスのVtuberもそれなりにいましたが、現状はおよそ2パターンあると思います。
①アニメなどの日本カルチャー的グラフィックデザインのキャラクター性の(とくにCGを)有するYoutuber
②現実の視聴者の住む世界と異なる世界から配信や動画活動を発信しているYoutuber。もしくはその世界から現実世界に来た、など。
異なる世界というのが「中世欧州的ファンタジー」のこともあれば、現代日本と本当によく似た世界のこともある
アニメでも舞台自体は現代日本でも、視聴者の住む世界と”100%同一”ではないフィクショナルなことがあるでしょう。例えば
・デスノート
とか、みんなの"現実の史実"ではない。でも、そこからミサミサがVtuberとして動画配信するコンテンツがあっても面白いかもね。そう考えるなら、あの世界も一種のパラレルワールド。
基本的に②の立場で話を進めます。
パラレルな世界から視聴者のいる世界へ"世界を超えて"発信をしたり、パラレルを行き来するには、自分たちの力だけでなく技術的提供が企業からなされることが一般的。たまに個人で必要なものを揃えるすご上の人がいるけど(個人勢)。
それの代表企業が「えにから」だったり「カバー」だったり。
通常のカメラだと視聴者はVtuberである私たちを認識できないので、専用の装置を使って映してくれる。これがいわゆる2D,3Dの姿だったりトラッキング技術だったりです。
会社との契約が終わると、この「パラレルの世界のパス」として提供してくれた機材やCG素材などを買い取らせてくれることもあれば、色んなことで折り合いがつかず企業側に返却すること、またはVtuber側からの都合で引き継がないこともあります。事情はひとりひとり違う。
「引き継がなかったり引き継げなかった」かつ「Vtuberとしての活動は個人または別企業と続ける」ことになった場合、世界同士のパスはべつの素材で繋ぐ必要があります。
企業を超えて同一のものは(原則)用意できないから。
はい。みたいな感じ。
超美麗3D
基本は上記のような文脈で言えばいいと思うのですが、この超美麗3Dをどこまで許容するかは、企業や個人に寄って違います。
個人的に「ぽんぽことピーナッツくん」や「にじさんじのB級バラエティのでびでびでびる」のようなパペット,ぬいぐるみの姿を用意するスタイル好きです。
また「兎鞠まり」のようにキャラクターデザインに元々凝った衣装として手袋が含まれ、それが視聴者世界でも衣装再現して手を映すなども良き。
ただ、Vtuberが美麗3Dを観られたくなくて(あるいは企業のルール上映すのNGとか)、けど外ロケはしたくて「必死に一人称視点で実写動画を頑張る」というスタイルがあるのですが、個人的には
「コスプレイヤーなどを映画のスタントマンのように雇って再現Vを流す」というスタイルを見てみたいなーなどを思ったりしました。
にじさんじの「七次元生徒会・スペイン村回」とかで思いましたね。ジェットコースター場面など。
ただの1、Vtuber好きの発言です。費用がその分かさむのはわかるのですが、観てみたいなあ。
(エイプリルフールでポこピーや兎田ぺこらがやっていたり、コスプレイヤーとのコラボはホロライブが全体ライブの会場などでやってたりしますね)
おわりに
Vtuberに関して色々書きたかったり、そもそも僕自身が「Vtuberとして活動したいなあ」と2019年頃から思っているが諸事情で実現出来ていなかったりする経緯があるので、Vtuberに関する考察や思っていることなどを気が向いたらnoteに書いていきたいなと思っています。
本記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?