LINEで手軽にAIチャット
チャットGTP人工知能オープンAIチャットロボットGTP4なる言葉が飛び交っております本日、土曜日。猫目はあらたな『LINE』アプリを追加いたしました。その名も『AIチャットくん』。
名前こそかわいらしいですが、その中身は、決してかわいらしいとはいえません。的を射た文章をスラスラと時間をかけることなく返信してくれる。そのすごさにやや興奮気味の猫目です。みなさま。こんばんは。お元気ですか。
さて
きょうのお話は今、話題のAIチャットについてです。
AIチャットの認知はいよいよ世間にひろがっていっている様子です。これまで猫目はAIチャットの話題に転じるさいにまず、「AIチャットって知ってる?」との質問からはいっていたのですが、これからは「AIチャットってさ、」となんの前置きもなしに話を展開することができそうです。
身近なところからチャットロボットを利用
『LINE』で『AIチャット』
おそらく、日本にお住まいのかたのほとんどが一度は「LINE」というアプリを利用したことがあるかと思います。日本国内でのLINEアプリの使用率はおおよそ70パーセントといわれており、今や「LINE」は私たちの生活にかかせない連絡ツールとして定着しつつあります。
今回、猫目がじっさいに利用してみました「AIチャットくん」はChatGTPを「LINE」というアプリ上で使うことのできるサービスです。
ChatGTPとは「Open AI」というアメリカの企業によって開発さえたチャットロボットです。精度の高い会話ができることで注目を受けています。
しかし
ChatGTPを利用するには「Open AI」にメールアドレスを登録したりと多少なりとも手間がかかってしまいます。英語が苦手な猫目においてはまず翻訳していくところからはじめないといけません。
そこで
この「AIチャットくん」の登場です。
普段から使いなれている「LINE」内で利用することができるので、だれでもかんたんに、気軽に人工知能とトークすることが可能です。見慣れているトーク画面に文章を入力、質問を送信するだけで、AIチャットくんから返信メッセージが届きます。
英会話の習得から創作、人生相談、そのほか、ありとあらゆる質問にこたえてくれます。それもたったの十数秒で!
それでは
さっそく「AIチャットくん」に質問をしてみます。無料版では1日に質問できる回数が限られていますので今回は下記の5つの質問にしぼってみました。それでは質問その1。日本の文豪についての質問です。
質問その 1
『 日本の昭和時代の文豪にみられる特徴はなんですか?
いくつか、箇条書きにて教えてください。』
なるほど。猫目はもちろん、日本の文豪とよばれているひとたちの作品すべてに目をとおしたことはないので、こういうまとまりを得た解答をすることはできかなったでしょう。非常に参考になります。
質問その 2
『 人工知能と人間との脳にはどのような差がありますか?
また、人間には出来てAIには出来ないものはなんですか?
最後に、AIと人間の脳の特徴をそれぞれ3つずつ教えてください。』
ふんふん。なるほど。どちらの肩を持つわけでもなし、ですね。こういった点においてはまさしく人間よりも人工知能のほうが長けているでしょう。
なにしろ
人間という生きものは、感情があり、そうした感情は時にしておおきくゆれ動き、無意識のうちにA の肩をもって意見をしたり、Bの肩をもって意見をしたりとその心の動きはまさに複雑で予測不能。
平等に、と口ではいっていても心がそれにしたがうとは限りません。
もし
真の平等を求めるのなら、こうして人工知能に委ねることがもっとも最適なのかもしれません。
質問その 3
『 あなたは今、どのようなことに不満を抱いていますか?
また、あなたはどういった際に怒りを感じ、どういった時に喜びを感じるのでしょう?』
こういった回答になると予想はしていましたが、「ただ」からつづく言葉の切り返しといいますか、よりよい解答となるよう最後までしっかり文章としてつなげていくところなんかはすばらしい。見習いたいところです。
質問その 4
『 今日の昼頃に数秒間、全身にチクチクとしたような痒みが走りました。
すぐに治まったのですが、そのあとも何度か、太もものあたりがチクチクと痒みだしました。今現在はなんの症状もありません。
これはなにかの病気でしょうか? 』
『ありがとうございます!』
AIチャットくんからの回答に心から感謝の気持ちがこみあげてきましたので、つい、「ありがとう」と返信をしましたところ、さらに親身になったお返事がきたのでもはや感動をしております。
症状が出たときに何科を受診するべきか、それに悩むかたは少なくないと思います。ここまで気を利かせてくれるなんてやさしいですね。なんだか専門の先生と会話をしている心地です。頼もしいのなんの。
質問その 5
『 66円の緑茶を通販にて販売したい。
webサイトに載せる予定の広告には斬新なキャッチコピーを使いたい。10つほど提案をしてほしい。 』
うわあ。すごいですね。「6.」の90円じゃなく66円の緑茶の、90円にもおそらくなにかしらの意味があることでしょう。たとえば統計で割りだした平均的な数字であるとか・・・。
猫目はキャッチコピーについてある期間、独学を試みました。そして今でもキャッチコピーには深い関心をもっています。
いかがでしょうか。
おそらくコピーライターのかたが書いたものと、こうして人工知能が提示、提案してくれたものとではその核となる部分が異なってくるとは思いますが、もしも自分がキャッチコピーについて無知であったならこのように人工知能の力を借りることもありなのでしょう。
しかも、驚くべきはこれらの質問にたいして、人工知能(AIチャットくん)はたったの1分以内でこたえてくれているという点です。
もしも、猫目が10つのキャッチコピーを考えてほしい、と依頼されたならまず一日はかかりますね。確実に。ただしその時間は無駄にはならないと思います。なぜなら時間を要すれば要するほど、その言葉に、フレーズに、リズムに、血が流れ、肉となるからです。
それにしたってすごいですね。AIチャットくん。いろいろな質問にこたえてくれてありがとうございました。
いやはや
言葉とは不思議なものです。こうして何度か言葉のやり取りをしただけなのに猫目はすでに、AIチャットくんが友人かなにかのように思えてきました。人工知能の発展、発達についてはいろいろな意見があるかと思います。
思いますが、だれにも打ちあけることのできない相談をする、などといったこともできるので世の中にはびこるストレスの半分は解消されそうな予感もします。
ここがすごい
AIチャットをつかうことで質問力が身につく
こうしてAIチャットくんへ質問をすることで質問力が身につく。どのように質問したら最適な回答が得られるのか。できるだけこと細かく状況を説明するにはどういった文章をつづったらいいのか。どうしたら相手にきちんと伝わるのか。
そうした脳のはたらきが無意識のうちに作動し、気がつけば、質問する力が高まっていた、なんてこともあるわけです。
これはなにも人工知能にのみいえることではなく、相手が人間だろうと同じことです。相手に質問するにはまず、こちらの思いを正確に伝え、それを理解してもらう必要があります。
そしてそういったものはすぐに身につくものではなく、ある程度の時間を要します。常日ごろから質問をくり返している記者のかたはべつですが、ほとんどのひとは「とにかく自分のいいたいことを、いう」という一点ばかりに力を注いでしまいがちです。
そこから一歩踏み出したところにある、「自分のいいたいことを相手に伝わるようにわかりやすく」といったような、相手の立場にたってじっさいに相手の気持ちを踏まえたうえで伝えていくという配慮をつい忘れてしまいます。
だからこそ
日ごろから質問をする訓練が必要なのではないかと思います。しかし、だからといって、だれかれかまわずつかまえては立てつづけに質問攻めにつてしまってはそれこそ友人を失いかねません。
そこで
AIチャットロボットの活躍です。いつ、どのような時も、いやな顔ひとつせずにこたえてくれるチャットロボットの登場は私たちの質問力ひいては相手を思いやるその意識を高めてくれるのではないでしょうか。
質問に制限があるという最大のメリット
今回は「AIチャットくん」という「LINE」内でのチャットロボットを利用しましたが、このAIチャットくんには無料版と有料版があります。
猫目が利用したのは無料版のAIチャットくん。前にも述べましたとおり、無料版ですと質問できる回数が限られています。2023年4月の今現在では1日に質問できる回数は5回まで。しかしこの5回という制限に最大のメリットが隠されているようにも思うのです。
たとえば
私たちはふと思い立ったら気軽に図書館へ行って本を読み、それを借りることができます。しかし、もしも図書館に制限が設けられていたらどうでしょう。図書館内にはいれるのは1日に1回のみ。しかも1時間だけ。くわえて1度借りた本はもう二度と借りることができない。
そういう規制が設けられたら、私たちはおそらく必死で読みたい本を探し、それを借り、借りたその本を無我夢中になってかたっぱしから目をとおしていくと思うのです。なにしろ、同じ本は二度と借りられないのですから。
これに近い状況がコロナ渦でおこりました。
あの時は、図書館への規制といったら時間の制限だけでしたが、猫目は当時、1時間という限られた時間のなかで事前にリサーチをし、さらに館内にはいったら司書カウンターに直行。相談して早ばやと本を選び、借り、それを家にもって帰ってたっぷり時間をかけて目をとおしていました。
こうした制限のなかでの行動というのは、思いのほか、利点を生みだし、そして同時に価値を生みだしているのです。
価値。
そうです、価値。
なんども質問できるというのはそれは便利です。しかし、逆をいえばなんども質問できる相手にたいし、私たちはこれでもかというくらい頭を駆使し、一つ一つ慎重になって質問をしていくのでしょうか?
おそらく
私たちはなんでもかんでも聞いて、聞いた気になって、それで満足してしまいます。たとえば仲のいい友人に時事ニュースについてなにか尋ねる時と、友人の恋愛事情について尋ねる時とではその対応はちがっているはずです。
これは質問にかぎったことでがないのですが、やはり、ある程度の制限というのは私たちにとって多くのメリットをあたえてくれます。
本日の記事はAIチャットくんについて、でした。びっくりするくらい長くなってしまいました。ここまで読んでくださったかたには感謝してもしきれないです。冗談ではなく。ほんとうに。
猫目にしろ、添削するのにいつもの倍は時間を要しました。目がカラッカラです。コンタクトに申しわけない。いや。眼球にごめんなさい。
みなさま。本日もさいごまで目をとおしてくださりありがとうございました。それではまた来週の土曜日にお会いいたしましょう。
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