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トラクター用 ロータリの取り付け方Kubota GL-32 と Kubota RL17G

ロータリの取り付け工程は大きく分けて3つ。
① トップリンクサポートとトップリンクの取り付け
② Aフレームの取り付け
③ ロータリの装着

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① トップリンクサポートとトップリンクの装着
トップリンクサポートをトラクタ後部にあるトップリンクホルダにピンで2カ所固定する。セットピンで抜け止めをする。

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② Aフレームの取り付け

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1. トラクタ後部に突き出している鉄のバーがある。これをロアーリンクという。黄色いカバーのついているトラクタの動力を伝える部品をスーパージョイントという。

2.ロアーリンクにAフレームの両側をはめ込みセットピンで抜け止めをする。
3. Aフレームの上部に先ほどのトップリンクをピンで取付ける。

4.スーパージョイントとAフレームを取り付けて置き、その後トラクタ側のPTO軸(トラクタの動力を取り出す軸)に取り付ける。トラクタ側のPTO軸には溝がついておりその溝にそってスーパージョイントの頭をはめこむ。奥まではめ込むとPTO軸に抜け止めの溝があるためスーパージョイントがロックされる仕組みになっている。スーパージョイントの頭にロックピンがついている。これを押しながらはめ込む。(スーパージョイントのロックピンのロックが解除された状態のままはめ込まないと奥まではまらないため)正確にはまったかどうかの確認は、ロックピンの頭が7mm以上出ているかどうかで確認できる。

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5.コントロールワイヤーを取り付ける。
ワイヤーをリングに通しAフレームに取り付ける。六角ナットと針金で抜け止めをする。

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③ ロータリの装着
ロータリの装着はAフレームの3カ所をロータリに取り付ける必要がある。
Aフレーム上部にある「フック部」と下部両側の「プレート部」を取り付ける。
Aフレームのフック部をロータリのトップマスト上部ピンに引っ掛けると自動的に装着される仕組みになっている。
1. Aフレームにレバーがついているので、レバーを持ち上げてプレート部のロックを解除状態にしておく。
2. 作業はゆっくりの動作で行うので副変速レバーは「L」速度は1の状態で行う。
3. ロータリに後2輪を取り付ける(Aフレームとロータリを取り付けやすい為)
4. ゆっくりとトラクターを後退させ、Aフレームのフック部を引っ掛けるようにする。下部両側のプレート部、PTO軸も取り付け位置がずれていないか確認する。
5. なかなか装着できない場合は、ロータリを後ろから持ち上げてフックに引っ掛けてみる。

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ロータリの取り外しはこの逆の手順で作業する。


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