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どうなるコロラド まだまだいけるぞ コロラド

年明けに 選手たちが帰ってきた 一般生徒たちより 2週間早く そして練習に入る。初日こそ皆、動きは鈍いけど 2日目 3日目となると 休み休暇前より いい動きになってくる。この時感じたのは 休むことの大切さ 休むことで 全てがリフレッシュされたこと 選手が戻ってきて 2週間目に 室内の試合があり コロラドスプリングスグスの空軍士官学校に出向くと 周りは皆 しっかり仕上がってる。そんな中 俺の指導してる選手は、何か のんびりだな。ところがだ、いざ試合の時間が近づくと皆がすごくピリッとした感じで 動き出す。なんだこいつらってみてると 一人のキャプテンが 俺たちは、もう今までのコロラド大じゃないって皆を集めて 気合いを入れ出した。誰がこんなこと教えたんだって、思ってると 監督が皆に一言 ここで出せる力を出すことで次への一歩だ、いいか まず自分を整えて 前を向けって、一言 監督はそれ以降何も言わず選手の動きだけをみて 一喜一憂。


試合はと言うと、俺のみてる選手は全員準決勝まで行ったが 決勝は誰もいけなく すごく惨めな思いした。
そんな中 一人の選手が おい お前たち聞け、俺たちは今まで予選で終わっていた しかし、準決勝まで行けたんだ 次は決勝狙うぞって。
この時、俺としてはハッと気付かされた。彼らは俺の練習を認めてくれたんだって。ここからがコロラドの面白さと豪快さだ、室内大会ごとに 選手の決勝進出が増え 2月末に行われた カンファレンスでの大会では ほとんど全員が決勝進出 そして 今まで チーム全部で取得した点数を 短距離だけで 取得して チームは8校中4位まで上がっていった。その時 監督が選手全員に一言言った言葉は、信じることだ。それだけ言って 皆大喜びで 帰路に着いた。本来ならこのコーチが あのコーチがって言うところ 一言 信じることだって。これには俺自身も感動を覚えた 
それから、数ヶ月して 屋外のカンファレンスの試合があり コロラド大学はとうとう 3位まで上昇。他校の監督は何があったんだ あんなチームがって(コロラドは元々 ヒッピーが有名な学校だったので あんな学校って言われても仕方がないくらいの変わった選手が大勢いた)
まだまだ長い コーチ人生 さてこの先どうなるんか

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