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安倍氏襲撃事件で思う事

2022年7月8日。奈良県内で演説していた安部元首相が、背後から3Dプリンターで作られたと思われる散弾銃によって銃撃。容疑者はその場で逮捕。現在安倍氏入院中。


暴力での解決は最も蔑むべき。でも

まず第一に、暴力で世界を変えようとしてはいけない。これは大前提。

とはいえ、現在ロシア・ウクライナを見ていると、この21世紀においてもそれは危うい。

彼を追い詰めたもの

40代の容疑者。彼をここまで追い詰めたのは何だったのか?

それも選挙2日前。既に選挙権を持って20年以上たっている。自分の無力感からであれば、もっと違う方法も取れたのではないか?

ネットの影響が考えられるが、選挙前に殺害をするには「なぜ今?」という疑問がわく。

40歳代の憂鬱

安倍元首相といえば、在職歴が長い首相としても歴史に名を残している。

40歳代にとって、自分の環境と安倍氏との差が大きく違うのが原因ではないか?

非正規雇用で定職につけない、海上自衛隊出身とはいえ、周りに相談できる人がいなければ、ネット民になる可能性はある。

それに引き換え、10年近くテレビでは安倍氏のパフォーマンスを見せつけられてきた。憧れよりも妬みの方が強くなる内容が多い。なにしろ生まれつきの家柄。やりたい放題の奥さん。何かあればすぐに病院へ行ける。

さらに3Dプリンターという言葉が「予想通り」でてきた。オタク像を作りたいのだろう。何か凶悪事件があると「アニメ」関連や「ネット」「新技術」に悪影響という報道になる。

いい加減にしてほしい。

民主主義の崩壊?

もう一つ、違和感があるのは大臣や著名人の「民主主義の崩壊」と言う言葉である。

元首相が銃弾で倒れたのが民主主義の崩壊なら、公文書偽造は民主主義の崩壊ではないのか?赤木ファイルの件がすぐに思い出される。

忖度はどうなのか?安倍氏に擦り寄った人間は出世している。

桜を見る会前夜祭。違法献金に当たる可能性のある飲酒。

広島選挙前の不透明な1億5千万円のやり取り。

また、コロナの際、もっと早く給付金を受け取れていれば助かった命がどれほどあるか。

失策や忖度によって失われた命は「民主主義の崩壊」の犠牲ではないようにさえ聞こえる。

マスメディアのあり方

銃弾よりも、選挙投票用紙一枚に重みがある。このことがまず民主主義の大前提。

今回の銃撃、容疑者がどんな負担を強いられ、本来であれば同情の余地があるかもしれない人物だったとしても、メディアは放送しないだろう。

選挙までの2日間。マスメディアは「可哀そうな安部元首相」を大きく取り上げ、「可哀そうな国民」は放送しないことが考えられる。

解説者が「民主主義の崩壊」と学があるように言うが、本当の民主主義は何なのだろう?どちらが民主主義を崩壊させてきたのか…

何度も同じ画像を流し、精神的負担をテレビ視聴者に負わせる。

そもそも解説者って必要なのか?と思う事さえある。あるなら、両面から解説してほしい。

終わりに

まずは怪我人の一日も早い復帰を望む。そして容疑者の犯行に及んだ背景を解明してほしい。

また、警備に当たった奈良県警やSP。不可解なことが無ければまずは疲れを取ってほしい。

そして、3Dプリンターや交友関係の少ない40代男性を容疑者扱いするのは止めてほしい。

関連Note


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