犀川ゆう

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もっと自由に書くこと、趣味の重さと軽さ

前回ノートに投稿して1ヶ月が経過した。もともとこのノートは、文章の練習のために始めたものだ。誰が言ったのかはよくわからないが、「修行の過程は、人に見られた方が良い」という言葉が引っかかっており、人に見られる文章を書く場を設けようと思った。 今、私は、文章を書くことそのものを仕事にはしていない。しかし、自分の言葉でもっと世界を語れるようになりたい、と思う。それはきっと、自分のこれまでの生き方に関係があると思うけど、今回はそこを書きたいわけではない。 文章を練習するためにnot

    • 書評『真理・政治・道徳』 ー真理という語彙の重要性についてー

      はじめに  本書は、Cheryl Misak, Truth, Politics, Morality: Pragmatism and Deliberation, London and New York: Routledge(2000)の邦訳である。本書の翻訳者の一人である加藤隆文氏が既に邦訳している『プラグマティズムの歩き方ー21世紀のためのアメリカ哲学案内』およびそのもととなる”American Pragmatists”(2013)を以前読んだ中で、ミサックのローティ批判に違

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