#166 練習動画〜クレメンティ「グラドゥス・アド・パルナッスム」より〜
皆さま、こんにちは!
今日のnoteは、練習動画のシェアです。
曲はクレメンティの「グラドゥス・アド・パルナッスム」。
この名前を聞くと、原曲よりもドビュッシーの「子供の領分」を思い浮かべる方も多いかもしれませんね!
クレメンティ「グラドゥス・アド・パルナッスム」について
私もこの年になるまで楽譜を持っていなかったのですが、この度中学生のコンクールの課題曲になり、購入。
第1印象は…「ザ・練習曲!!」
弾く前にパラパラ楽譜をめくってみると、いかにも、指の練習曲ですよ〜〜〜!!という印象を持ちました。
難易度的には
・ツェルニー50番の複雑版
・クラマー=ビューローの一つ一つの規模が大きくなった
と言うイメージでしょうか。上記の2曲集が弾けるレベルであればチャレンジできると思います。
クレメンティは1752年イタリア生まれ、モーツァルトやベートーヴェンとも直接関わった人です。クレメンティといえばソナチネは知ってる…!と言う人も多いでしょう。古典派らしい、かっちりとした明快さ、鮮やかさがありますよね。
そんなわけで練習曲集も、モシュコフスキーやショパンの練習曲に比べると、色彩感やロマン的な変化はあまりみられませんが、よく楽譜を見て聴いて弾いていくと、綺麗な場所や、モチーフやハーモニーの絡みが織りなす魅力を感じられる場所はたくさんあります。
うち、第6番を譜読みから20分程度練習する過程を、今回動画にしました。
今回の譜読み動画のポイント
今回は、技術的な練習をしながらも
ということを主に重視しています。
トークはありませんが、変わりに「今、どういう意図でこれをやっているか」を字幕で簡単に説明しています。
意図のない、なんとなく弾き続けている…と言う時間は無いかと思います!
〜参考note〜
これまでも、練習曲については何度か解説や練習動画を取り上げています。
練習曲にしょっちゅう出てくる音階を音楽的に!
動画はこちらから
では、動画はここからです。
この曲は初めて見るな〜という方も多いのではないでしょうか?
一緒に譜読みしていくつもりでお聴きいただければ面白いかもしれません?
それではどうぞ!
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