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#120 【アドバイス動画】 ベートーヴェンのソナタで重要なポイント3点!

こんにちは、さいりえです。

本noteでは、サークルで共有しているアドバイス動画をご紹介します。

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いくつかアップ予定のものがあるのですが、まずはその中からベートーヴェンのソナタについて。

前回のベートーヴェンのソナタアドバイスnoteでは、「連打やオクターブなど、テクニック面で大切なこと」にポイントを絞ってお伝えしました。

今回は、

・ソナタにおける主題の扱いについて(動画①)
・和声感に関して(動画①)…こちらは少しだけ触れている程度です
・デュナーミクについて、とくにpの表現(動画②)

という、ベートーヴェンのソナタや他のさまざまな曲の演奏に重要なポイントについてお話しています。

ほか、過去のnoteでもベートーヴェンについて触れているものはたくさんありますので、こちらからチェックしてみられてください↓

さいりえのベートーヴェンに関するnoteはこちら

では早速まいります!

動画① ソナタ第21番/ワルトシュタイン のアドバイス動画(18分)

・ソナタにおける主題の扱いについて(動画①)
・和声感に関して(動画①)…こちらは少しだけ触れている程度です

今回はテキストでも内容をまとめていますので、まずはそちらから。

♪ベートーヴェン ソナタ21番「ワルトシュタイン」第1楽章前半

・古典派らしく弾けているか?というご質問もありましたのでそちらの内容も含んでいます。

・全体的には、明るくくっきりとしたタッチで整ってリズムに乗ってまとめられていて、古典派の音楽として聞こえますし今の方向性でよろしいかと思います!

アドバイスとしては
①第2主題の意味合いをもう少し深く考えて実践する。
ベートーヴェンのソナタ1楽章では、2つの主題の提示と対比という意図がとても重要です。
この曲の第2主題のメロディやモチーフの特徴について、第1主題との共通点や相違点を見つけつつ、「ソ〜ファミレ〜ド〜」のメロディラインがよく響くようにされると良いですね。また、確保の部分では、左手の上声に同じメロディが出てきますので、こちらを立体的に。

②和声の変化や味わいをさらに音楽的に表現する
こちらはさらっと触れています。それぞれの和音が「どう違うのか」ということに踏み込んで、例えば和音の性質が落ち着くのであれば、体や呼吸ももう一段下の方で弾いたり、初めの和音だけでなく2つ目、3つ目の和音までよく感じて味わうことで、また印象が変わります。

③16分音符がリズムに乗って発音、表現できるように
まだ少し、1拍に4つの音符がリズムから少し遅れたりはっきりしなかったりする部分がありましたので、口でタカタカ言いながら弾いてみたり、4つのうちの後ろの2つなど転びやすい部分を中心に着実に弾き込んでいかれると良いと思います!

では、ひとつめの動画はこちらからどうぞ。18分です。

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