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東京のアンテナショップの食材で架空のスタグルを作れ! ガイナーレ鳥取を勝手に改造計画

親愛なる読者のみなさま、夏の終り、秋の装いとなったこの季節、いかがお過ごしでしょうか?

近所のスーパーの棚には秋刀魚や栗、キリンビール秋味が並べられ、「食欲の秋」と呼ぶに相応しいメンバーが集っています。

今年2月にOWL magazineで架空の飲兵衛横丁を作ってしまい、その酒クズぶりが明らかになった斉尾ですが、今回はここ東京で架空のガイナーレ風スタジアムグルメを実際に作ってみたいと思います。

スタグルはスタジアムでしか食べられませんが、架空ではあるもののスタグルを家で作れば、逆説的に家がスタジアムになるということになります。

多少のロジックの破綻はありますが、僕は家をスタジアムにすることに決めましたので、目を瞑っていただければ幸いです。

一年半前より、ソーシャル・ディスタンス、ステイホームと叫ばれるようになり、世の飲兵衛たちは愛する酒場から遠ざりました。僕も当初はスーパーの惣菜を買って、酒場を恋しんでは家でおいおい泣きながら盃を傾けていたのですが、一大決心をしました。

居酒屋で飲み食いできないなら、自分でぜんぶ作ってやるッ……! ぜんぶッ……!

こうして一年半の間、料理の腕を磨き続けてきたのですが、随分レパートリーが増え、レシピなしでは料理できなかった初心者が有り合わせの食材でアドリブ的に美味いメシをこしらえるくらいには上達しました。

素材を調達するため、今回はこちらに来ました。

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東京都・新橋にございます「とっとり・おかやま新橋館」。その名の通り、鳥取県と岡山県の名産品を海産・農産・畜産など各種揃えるアンテナショップです。

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館内には「因幡の白うさぎ」を始めとする名菓や、ノドグロの一夜干しなどの山陰名物がズラリ。今日はアンテナショップと近所のスーパーで食材を揃えたいと思います。今回は料理レポの記事となり、画像が非常に多くなりますので、あしからず。

ということで、食材を買ってまいりました。

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できるだけパッケージで「鳥取っぽさ」が伝わるよう、砂丘だの大山だの観光名所の名前を銘打った食材を多数ご用意しました。

そして今更ながら残念なお知らせなのですが、以下の記事は30代のおっさんが家でひとり酒の肴を作り、それをアテに泥酔していく記録が克明に記されています。

ベーコン串、鶏から、スタミナ納豆、とろろそばで飲む!

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