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「お客様は神様です」か?

医療や介護サービスの現場では時々クレームを受けることがあります。
当然こちら側に非がありご指摘は当然で、クレームを業務改善やサービス向上に反映させられるものも少なくありません。
でもでも、そうでないクレームもありますよね。
自分の要求が通らないことに対する一方的なクレームはその典型。
お客様は神様だ、私はお客様だ、だから私は神様だ的態度で物申す方には正直困ります。
さて、「このお客様は神様だ」は三波春夫さんの有名なフレーズ。
でも意味を勘違いしてませんか?
三波春夫さんが伝えたかったのは、「歌うときは、あたかも神前で祈るときのように、澄み切った心でなければ完璧な芸を見せられない」というプロの芸人の心構えについて。
お客様の言うことは何でも聞くべきという意味では全くありません。
なので、お客様は神様だろ、なんていう人には、三波春夫さんの真意を返してあげてください。
まあ、本当の神様なら自分勝手な要求なんてしないと思いますが。