初デートのプランに迷える子羊たちよ。バスケ観戦に行きなさい。

千葉ジェッツの伝道師:フランシスコ・ワ・ガハイです。

悩める子羊よ。皆まで言わずともよいのです。あなたの苦悩は伝わっていますよ。

あなたは、気になる人と少し仲良くなれたものの、もう一歩、踏み出す勇気が出ずにデートに誘えないでいるのですね。

「初デートはどうすればええんや…ヘタな提案してセンスねぇやつと思われたらどうしよ…」と。

そんな子羊たちに、答えを導いて差し上げましょう。

つまり、こうです。



「バスケ観戦が激アツやで!」…と。



いま、あなたは怪訝な顔をしていますね?

では、これから私が「なぜバスケ観戦がデートに向いているのか」を伝えてさしあげましょう。

しかし、よく聞きなさい。2つほど言っておくことがあります。


ひとつ。
わたしは他のスポーツ観戦と引き合いにだすことがありますが、それぞれの「面白さ」の比較は一切しません。

どのスポーツもそれぞれ面白さの特徴があって、わたしがドヤ顔で「バスケこそ最高に面白いスポーツですよゲハハ!」と語ったところで、それはわたしの主観の域を出ません。
「それあなたの感想ですよね?」とひろゆき顔で言われたらそれまでです。

あくまで、「なぜ、バスケ観戦がデートに向いているのか」がテーマなのです。


ふたつ。
もし読者がわたしの導きに影響を受けてパートナーとのデートにバスケ観戦を選んだ結果、目も当てられない結果になったとしたら…。


そのときはアレです。



\(^o^)/


1 デートプランの立てやすさ


初めて相手をデートに誘おうとする時点では、まだお互いのことをそこまで深くは知らないでしょう。

十分に気持ちが近づききっていない相手と2人で時間を過ごすのは、お互い、大なり小なり気を張って疲れるものです。

ですから、いきなり丸一日のデートプランを立てるのは勇み足というものです。初デートの時間は4〜5時間程度にまとめるのが無難でしょう。

すると、1つめのデートコンテンツを2時間程度でこなした後、それを話題にご飯やお酒を楽しみ、自然と距離感を縮める流れに持っていきたいところです。

レストランにしろバーにしろ、事前に相手の好みを確認したうえでの予約は欠かせません。場当たりで店に入って満席で断られたり、ビミョーなメニューが並んでいたりするとテンションガタ落ちですし、相手にも呆れられてしまうでしょう。

だとすると、ご飯の前に楽しむデートコンテンツには必ず求められる要素があります。それは、「予定よりも長すぎず短すぎずに終わること」です

最初のコンテンツを予定通りの時間に消化できないと、その後の予定の修正が必要になり、デート初心者はテンパるものです。

この点、バスケは優秀で、基本的にハーフタイムを含めても試合開始から2時間程度で終わります。

「延長戦になったら予定が狂うやんけ!」という声が聞こえてきそうですが、ご安心なさい。

バスケは点数が入りやすい分、延長戦に突入するケースは他のどのスポーツよりも少ないのです。

ちなみに2023-24シーズンのB1全720試合中、延長戦に縺れ込んだのはわずかに32試合、4.4%に過ぎません。

なお、仮に延長に突入したとして試合時間は5分ですので、あとの予定にそこまで影響する程度のものではないはずです。

この意味でいうと、野球観戦はかなり上級者向けと言えます。時間制でないスポーツは、展開次第で終わりがいつになるか読めないので、初デートのプランに組み入れるにはリスクが高い選択肢と言えるでしょう。


2 「みんながいる」安心感


あなたはこう思ったはずです。
「時間が計算しやすいなら映画でもカラオケでもええやんけ!」と。

愚かなことを

カラオケや映画と、バスケを含むスポーツ観戦が決定的に違う点があります。それは「広い場所で周りに人がいる安心感」です。

考えてみてください。

カラオケはただでさえ閉鎖的な空間ですし、2人で利用となればそこそこ狭い部屋に通されるでしょう。

これでは、相手の警戒心を高めるばかりです。

映画も同様です。真闇な空間では、周りに人がいる安心感は得にくいはずですし、すぐ近くの距離で隣り合って座るというのは余計に安心しにくいシチュエーションです。

初デートで大事なのは、相手の警戒心のハードルを下げることと心得なさい

この意味でもバスケ観戦は最適です。広くて明るい空間で、周りにいるたくさんの人と一緒に観戦するわけですから、警戒心が高まる可能性は小さいはずです。

そして、サッカーや野球のスタジアムと比較するとバスケのアリーナはいい感じにコンパクトなので、選手の動きが見やすいという利点があります。


3 完全屋内アトラクション


そして、なんといってもバスケが素晴らしいのは「完全屋内型アトラクション」であることです。

では、それがなぜ素晴らしいか分かりますか?

なになに。
「中止になることがないので、デートプランが狂わないから」ですって?

ちげぇよバカ
確かにそれも良い点ではあるがだ。

セットした髪やメイクにとって、雨や湿気を含んだ風は天敵なんです。

初デートに応じてくれるような相手なら、それなりに見た目には気合を入れてくると思います。

それなのに髪やメイクが崩れると、デート相手のテンションはスキージャンプのラージヒルくらいの角度と勢いで落ちていくでしょう。

そうなったらもうデートを心から楽しむ余裕はありません。


BAD END。


これを避けることができる完全屋内型のコンテンツというのは、目立たないようでいてかなりの強みです。

そして、バスケのシーズンは秋口から春過ぎなので、湿気を含んだ嫌な暑さが不快を与えることもないでしょう。


まとめに


いかがでしたでしょうか。
初デートの選択肢として、バスケ観戦はなかなか悪くないチョイスではないでしょうか。

しかし、忘れてはいけません。
「いかに相手に楽しい時間を過ごしてもらうか」を考える気持ちこそがデートには大事なのです。

下心は消し去るのです。キスだの手を繋ぐだの、「初デートではここまではしたい」というフィジカルターゲットを自分の中に持ってしまうと、それに振り回されて意味不明な暴走をしてしまい、せっかくの意中の相手から「セクハラ野郎」、「2回死ね」くらいのことを言われてしまうかもしれません。

純粋な、真っ直ぐな気持ちであなたがデート相手と足を運ぶ先は、そう。

千葉ジェッツのホーム、LaLaアリーナTOKYO-BAYです。


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