日本全国祭りの地域差をツイッターで感じる

ここ数日風邪ひいたらしく横になると咳が止まらず寝るにも寝れないので今日TLで話してて面白かったことを備忘録的にまとめておきます。

発端はなんだったんだっけ、そうそうこれだ。

たまたまフォロワーさんがRTしているのを見て「ハッカパイプって何だ」となったのが発端である。

さいのすは元々淡路島生まれ徳島育ちウシガエルは大体友達ってくらい田舎の出身なのだが、そんなぼくでも年に2回ほどお祭りにいく機会があった。
夏に島祭りという一応淡路の中では大きめの祭りと、秋頃に弁天祭りという弁天神社の周りで行われる祭りだ。
このうち島祭りはそこまで屋台が多いイメージがない。弁天祭りもぼくが高校くらいになるとめっきり屋台の数が減ってしまっていたが、それでも弁天祭りの方が屋台が多く、淡路のイケてるリア充キッズは弁天祭りのときに異性と屋台を回るのがナウでヤングな楽しみ方だった。

淡路のお祭りでは毎回「ピンス焼き」に長蛇の列ができていた。
この呼び方が淡路限定だと知らなかったのだが淡路島の人間なら池田のピンス焼きと言われたらもう「ああ、あれねあれね」となるメジャーなお祭りグルメである。
池田のピンス焼きには一体何なのかというレベルで人が並ぶのだ。

ピンス焼きは見た目はいわゆるベビーカステラなのだが、いくつかピンス焼きだけの特徴がある。
紹介しているブログがあるのでそちらを見ていただく方が早そう。

ブログにもあるとおりだが、ピンス焼きは中が半熟になっておりカスタードクリーム入りのような食感になっている。
また記事に味噌が隠し味で入っているのも有名だ。
これって淡路だけだと知らなかったので淡路島の外に引っ越してからベビーカステラを食べたら「これだけどなんか違う…」となったものだ。
焼きたてを食べるのが一番いいと思うが、池田のピンス焼きはとにかく並ぶ。
こんなど田舎で他の楽しみはないのかってレベルで並ぶ。
もし時期が合ったらぜひ食べてみてほしいのだった。

あとは西日本と東日本の違いみたいな話になるのだけど、あんず飴が関西では見かけない。
フルーツに飴をかけたりんご飴的な感じの食べ物は結構ある。
イチゴ飴、みかん飴、ぶどう飴などなど中身のフルーツを入れ替えただけだが大体硬い飴でフルーツをコーティングしたものだ。
関東だとあんず飴の飴は柔らかい水飴なのでそこは大きい違いだと思う。

他にTLで話しててカルチャーショックだったのが、関東の人は生き物を釣らないということだった。

お祭りといえば、金魚すくいやスーパーボールすくいの屋台の間に
「かめ釣り」
「ひよこ釣り」
「うなぎ釣り」
「ハムスター釣り」

などのそのとき流行ってそうな生き物を釣る屋台があった。
大体がこよりにつけてある釣り針的なフック状のものに餌をつけて釣る。
持って帰ることになると大変なのでこれらを許されるのはある程度金持ちのクラスタの子供か農家の子供だった。
うなぎ釣りはなんかおっさんに泣きついたらさばくのもやってた気もするがぼくはこういったものに出資できない貧乏人の子供だったので詳細は覚えていない。

生き物釣りは西日本の人は「あーあったあった」というのだが名古屋あたりから東の人は「何だその蛮族」ってリアクションだったので地域差であろう。
でも蛮族じゃないぞ、あれはあったんだ。

あとはたこせんやイカ焼きの解釈違いもよくある話であるが、どんぐり飴が通じないのも衝撃的であった。
どんぐり飴の屋台といったらお金がないときでも1粒10円とかで買えるのでお土産にこぞって買ったものだ。
毎年いろんな味とカラフルな色合いがまるで夢の国のようでどれにするか毎回めちゃくちゃ悩んだものだ。

型抜きやりんご飴、綿あめなどは共通だが、こんなに違いが出るのは日本はまだまだ広い。
今度また夜店に行ってみようかと思うけど人混みに負けそうである。

ぼくの日々のゼロカロリーコーラに使わせていただきます