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野草の摘み方と食べられる部分のお話し!これさえ分かればもう大丈夫b

今後の食糧難や戦争による物価高の対策として、食べられる野草をいくつかご紹介しましたが、今日はその摘み方をお話ししたいと思います(*^^*)

私が埼玉の市街地に住んでいる事もあり、都市部で野草で暮らす方法をご紹介していますが、田舎や山に行くともっと美味しい山菜や野草があると言いますね。

とはいえ、戦争や食糧難で困るのはだいたい都心部の人達だと思うので、こういったお話しをさせて頂いております(*^^*)

まず基本的に野草が採れる場所ですが、市街地だと一番近い所が空き地になると思います。

私は写真の場所でずっと「スギナ」や「よもぎ」を採って生活していたのですが、駐車場にするという事で取り壊されてしまいました。

こういった、誰も使わないで買い手を待っているような土地には「野草」が生えている事が結構あり、家から近いので取りやすいのではないかと思います。


他にも「田んぼ」や畑の脇にある盛り上がった土地や、川沿いの場所なども「野草」が採れるのでオススメなのですが、

気を付けないといけないのは、管理者が除草剤を撒いている事があり、
何度か通ってみて、まかれていない事を確認してから採るのが良いと思います。

農家さんや公共の場所の管理者さんは、除草剤を使っている事が多く、「野草」があるからと言って採っていると知らないうちに毒を食べる事になってしまうわけなのです。(除草剤を食べると癌になる)

そういう事もあり、いくら人が手を付けていなくても、よく見てから採った方が良いですね。


ある程度大きな河川では、近くに手つかずの土地が多く、そこまで行って採ると意外と多く採れる事があります。

ウチの近くの川でも、川向うに渡りづらい場所があり、そういった所は除草剤も撒かれないし、誰も取らないので、良質な「野草」が取れたりしますね。

川向うの空き地だと、こんな感じでまだ若い野草でも放置されている事があるので、たくさん採るのはオススメです。

なぜたくさん採れる場所が大事かと言うと、美味しく食べるには、採る野草の部分を限定した方が良いからなのです。


ぎしぎし

本来「野草」を美味しく食べたいのであれば、ギシギシでも葉っぱが伸びきっているものよりも、このように出始めの部分の方が美味しく、栄養価も高いのです。


おいしいギシギシの部分

このギシギシを初心で食べるとしたら、食べられる部分はこの部分だけであり、この部分をまず食べ続ける事を練習した方が良いという話しなのです。
(これは私も何度もやってきた)

そもそも私達現代人は、「野草」というものを食べ慣れていない事もあり、
その辺で摘んできた野草を食べろと言われても、すでにハードルが高かったりするわけです。

なので、初心で慣らすには、ちゃんと限定的な摘み方を覚えた方がよく、
よく間違ってしまうのは、摘み方を間違えて「マズい」食べ方をして永遠に野草が嫌いになるのがまずいという話しなのです。

ちゃんと上手に摘んで、しばらくは「天ぷら」として食べる事によって、
脳が食べ物と認識するようになるので、摘み方はとても大事な要素になります。

ヤブガラシ

例えばヤブガラシですが、この葉っぱとクキの部分はどこも食べられるのですが、一番食べておいしいと感じる部分は、この赤みがある部分になるのです。

ヤブガラシ

この部分は、若い葉っぱでもさらに若い出始めの部分であり、
食べてみてもとても柔らかいので美味しく食べられる部分になります。

他の葉っぱの部分もたしかに食べられるのですが、
自分が食べてみて感じた感想は「本当にただ葉っぱを食べている」ような触感で、舌触りがマジで雑草なのですね。

ある程度慣れてきたら、こういった大きい葉っぱの部分も食べても良いと思いますが、初めから手を出すのはオススメしません。


よもぎ

これはどの野草にも共通していて、最初から野草を食べるのに、
適当に選んでしまうと失敗して、心が野草を二度と食べないようにブロックしてきます。

この写真は「ヨモギ」ですが、見ての通り、色つやもよく(ちょっと弱ってる?)、若い葉っぱな事が分かると思います。

まずはこういった美味しく食べられる野草を選定しないといけなくて、
そしてさらに摘み方はこの部分だという事を覚えておいてください。

頭の部分だけ取る

これを採って炒めて食べたり、チャーハンや野菜炒めに混ぜて食べても良いのですが、

まずは「野草初心者」の場合には、どんなものも「天ぷら」にするのが基本になります。

理由は簡単で、野草には独特の苦みがあるのですが、これを「天ぷら」にする事によって、多少打ち消してくれる効果があるからですね。
(あと日本人なら誰でも天ぷらが大好き)

そして野草の成分を体内に入れる事によって、脳や体の抵抗感をなくしてくれる作用があり、今後は抵抗なく野草を食べられる事になります。


セイタカアワダチソウ

これは「セイタカアワダチソウ」ですが、これも摘む時は頭の部分だけにした方が良いと思います。
ただ、セイタカアワダチソウは外来種ということもあり、
実はあまり日本人の体にあった成分を保有していないという話しがあります。


セイタカアワダチソウ

セイタカアワダチソウは、繁殖力が強く、ヨモギやカラスノエンドウなどの養分を吸ってしまうので、どこにでも手に入る野草ではあるのですが、

正直言って、あまりおいしい物ではありません。
これは天ぷらにしても全く同じで、ヨモギを天ぷらにすると、「あ、いける!」と思うのですが、

セイタカを天ぷらにしても、「う~ん、まぁ食えなくはないかな…美味しくはないけど…」という感想しか出てこず、食べるにはあまり向かないと私は考えています。

どうしても他の野草が採れないならば良いと思いますが、
これだけたくさんの野草が余っているならば、在来種の野草を食べた方がメリットはデカいですね^^

野草採り中

このように野草の美味しい部分を選んで集めて料理する事が大事で、
これによってストレスなく生活できるので、とても大事だと思っています。

野草というのは、出始めの若い時は柔らかくて美味しいのですが、
大きくなりすぎてしまうと、繊維質な部分が多くなってきて、いかにも雑草を食べてます!という感じを覚えてしまうものなのです。

しかもこの地球というシステムは良く出来ていて、
野草が伸びきると、そろそろ土に還すために虫が集まり始めるので、
見ていて気分が良くないと思います。

ギシギシもそうなのですが、若い時には虫がまったく寄らないのに、
大きくなって来ると途端に虫が集まってきて食べてしまうので、
早いうちに採るように出来ているのですね。

カラスノエンドウ

カラスノエンドウなどもそうなのですが、写真を見ても虫がついていないのがよく分かると思います。

しかし、これが一か月後になると、アリがびっしり付くようになり、
採るたびに悲鳴が出る事になるわけです。

このように野草は早いうちに採って食べる事が良いので、覚えておくと良いと思います(*^^*)


追記になりますが、河川近くで野草を採っていると、このように謎のキノコに遭遇する事がありますが、これが何のキノコか分かるまでは食べないようにしてください。

野草は多くが食べられるものが多いのですが、キノコは逆に危険な物が多いと言います。

当たると大変なので気を付けましょう。


以上、野草の摘み方と食べ方のお話しでした。
それでは、またb

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