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久しぶりの歌舞伎

友人に誘われて、久しぶりに歌舞伎を観てきた。

昼の部を観たので演目は3本。それぞれ幕間があり、初心者の私には、こういう形式は見やすいなーと感じた。

義経千本桜 鳥居前

タイトルだけでも聞いたことのある演目があると、一気に距離が縮まる感じがする。
追手たちのやりとりが滑稽で、思わず笑ってしまった。静御前もとてもきれいだったなー。雄々しく立ち回っていた忠信が、鼓の音に合わせて狐に変わると身のこなしが軽やかに!

大杯觴酒戦強者

酔っ払いの演技がお見事!かなり飲んで酔っている主人公、更に飲んで飲んで周りが完全に引いている構図が面白かった。お話の内容も分かりやすく笑えるポイントが多く、楽しかった!

お祭り

鳶頭に町娘、若者衆が入れ代わり立ち代わり、踊っていくので、本当にお祭りを見ている気分。アクロバティックな動きもあり、へぇー!こんな動きも歌舞伎にはあるんだ!と面白く観ることができた。


明治座150周年記念ということだったので、3本いずれもそれにふさわしい賑やかで楽しい演目でした。
音声ガイドなしで臨んだけれど、大まかなストーリーは少し予習をしていた&予想以上にセリフや動きが分かりやすくて、楽しむことができた。なかなかハードルが高いと考えがちなものも、いざ観たり経験してみると、意外に取っ付きやすく楽しいなと実感。また機会があれば行ってみようと思う。

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