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”何者にもなれない私”のキャリア論

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好きなことも、得意なこともない自分。ワークライフバランスや”幸せ”ってなんだろう?みたいな答えの出ないこと考えては行動してきた記録です。
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モデルと広報、結局どっちになりたいの?5年後、私が出した答え

「さいまりはさ、モデルと広報、結局どっちになりたいの?」 5年前、当時勤めていた会社の社長から評価面談の時に聞かれた。 重ねて問われる。 「5年後、10年後どうなっていたい?」 ……そんなこと、考えたこともなかった。 当時27歳の私は、モデル事務所に所属しながら、ゲームベンチャーのバックオフィスとして働いていた。 当時はまだめずらしかった「副業」する会社員。 その多くは会社員業をメインに、得意分野を活かして副収入を得るタイプ。 私はモデル業をメインに、副業として

「人生を賭けてやりたいこと」なんて、なくていい。〜”好きなこと”コンプレックスの克服法〜

「好きなことで、生きていく」数年前のYouTubeのコピー。バズりましたね。 好きなことだけやって生きていけたら最高ですよね。 というか、生きていけるほど極めた「好きなこと」「やりたいこと」がある人ってすごいですよね。 世の中には少なからぬ数、「やりたいことなんて特に何もない」という人がいて、このコピーは「趣味=寝ること」な私のコンプレックスをバッチバチに刺激した。 「自分探しの旅に出よう」 20年ほど遡って(数えて驚愕した)2000年。私が小学校5,6年

アラサー女子の誕生日にプロポーズしない男性は、無責任なのか?

28歳の秋、プロポーズをした。いわゆる“逆プロポーズ”で、周りにはそれなりに驚かれる。 それはもう綿密な計画のもと実行したプロポーズだったけれど、今振り返っても涙が出るほど緊張した。 社会で活躍する女性が増えて、「男女平等」「対等なパートナー」「金銭的に依存したくない」というワードは耳にしても、女性から結婚の申し込みをするのは今の日本では一般的でないように思う。 (わざわざ発信している人がいないだけかもしれないけど) やっぱりプロポーズは憧れなのだ。 自分を人生の伴侶