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東京都美術館「ハマスホイとデンマーク絵画」展ほか

2020.01.24-29 訪問

少し早めに春休みを迎え、ミュージアム巡りをする時間がけっこうできました。今回は3つ紹介。

東京都美術館「ハマスホイとデンマーク絵画」展

開催までにかなりの時間がかかった企画、と聞いたので、それなら面白いだろうと考え、行ってきました。海岸、草原、林、あるいは無人の部屋など、穏やかで美しく、そして何より喧騒から切り離された光景を描いた絵画からは音が聞こえてきそうでした。それこそ、普段は気にもかけないようなような小さな音まで。特に素敵だったのが光の描き方。私は光を美しく描いた作品が大好きです。じっと観ていると絵の中の世界に吸い込まれそうでした。こういう静かな絵画ばかりを扱うと単調になる気がしますが、全然飽きませんでした。

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東京都美術館「ハマスホイとデンマーク絵画」開催概要
会場: 企画展示室
会期: 2020年1月21日(火)~3月26日(木)
開館時間: 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
 ※金曜日、2月19日(水)、3月18日(水)は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
休館日: 月曜日、2月25日(火)
 ※ただし、2月24日(月・休)、3月23日(月)は開室
観覧料:
前売券 | 一般 1,400円 / 大学生・専門学校生 1,100円 / 高校生 600円 / 65歳以上 800円
当日券 | 一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円
団体券 | 一般 1,400円 / 大学生・専門学校生 1,100円 / 高校生 600円 / 65歳以上 800円
 ※団体割引の対象は20名以上
 ※中学生以下は無料
 ※3月20日(金・祝)~26日(木)は18歳以下[平成13(2001)年4月2日以降生まれ]無料

武蔵野市立吉祥寺美術館「千田泰広 イメージからの解放」展

偶然大学でチラシを見かけ、気になった展示です。目玉の作品が光と糸を使ったインスタレーションなのですが、下手なイルミネーションよりこちらの方がよほど綺麗だと思います。星のような、蛍のような光。流れ星のように走り、集まったかと思ったらまた離れて進んでいく。ビルのワンフロアにあるこの美術館は決して広いとは言えず、展示室も狭かったのですが、その狭さを忘れさせてくれるような展示でした。クッションに寝転がれば本当に星空の下にいるような気分になれます。いつまででも見ていられました。

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武蔵野市立吉祥寺美術館「千田泰広 イメージからの解放」開催概要
会場: 企画展示室
会期: 2020年01月11日(土)~2020年02月23日(日)
開館時間: 10:00~19:30
休館日: 毎月最終水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
 ※展示替および施設の保守点検等のため、臨時に休館することがあります。
観覧料: 一般300円、中高生100円
 ※企画展の料金には常設展の料金を含みます
 ※小学生以下・65歳以上・障がい者は無料

根津美術館「〈対〉で見る絵画」展

高級街の中にあるので行くのに気後れしていたのですが、行こうと思える程度に面白そうな展示をやっていたので行ってきました。美術館そのものが想像以上に大きくて驚きました。展示ですが、どの作品もただ複数にわたって描かれているのではなく、並べた時に美しく見えるように、あるいは、ひとつだけでも好きなものだけ並べても入れ替えて並べても楽しく鑑賞できるよう、様々な工夫が施されていることがわかりました。およそつまらない作品はなく、どれも一見の価値があったと思います。展示されている屏風を美しいと思ったのは初めてでした。

根津美術館「〈対〉で見る絵画」開催概要
会場: 展示室1・2
会期: 2020年1月9日(木)~2020年2月11日(火)(終了)
開館時間: 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日: 毎週月曜日 ただし1月13日(月・祝)は開館し、翌14日休館
観覧料: 一般1100円 学生800円
 ※20名以上の団体、障害者手帳提示者および同伴者は200円引き、中学生以下は無料

こういうことばっかりしていると交通費と入館料がバカにならない…でも私は知らない世界をまだまだ観ていきたい…

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