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【ポケモンWordle】基礎知識

■イントロ

 みなさん、こんばんは。ポケモンWordle50連鎖RTA、ポケモンWordle100連鎖RTAの自称チャンピオン、みらいやまさると最強の生活です。DiscordのポケモンWordle RTA鯖も、少しずつ参加人数が増えてきて喜んでいます。

 上記のリンクからサーバーへ参加することができます。RTA勢じゃなくても、ポケモンWordleを知っている方なら誰でも参加できます。お役立ちリンクなど読み物も充実しておりますので、気軽に冷やかしに来てください。

 最近、Seesaaブログからnoteへ移行しつつあるので、ブログに書いていた内容をブラッシュアップして、noteにも投稿していこうと思います。ポケモンWordleのポップでディープな世界、まずは入り口からご案内します。


■ポケモンWordleとは?

 ポケモンWordleとは、ブラウザで遊べる「五文字のポケモンの名前を当てるゲーム」です。Wordleという「五文字の英単語を当てるゲーム」が由来になっていて、やど氏が制作しました。下記リンクから無料で遊べます。

 ポケモンを少なからず知っていれば、一度プレイすればルールが大体わかると思います。最初は当てずっぽうで五文字のポケモンを入力して、うち何文字が正解していたか、文字の位置などから答えを推測するゲームです。

 ポケモンWordleには、ゲームモードがいくつかあります。たとえば「今日のお題」は1日1回プレイすることができて、毎日お題が変わります。出題範囲がダイヤモンド・パールまで、なので、最新作を知らなくても大丈夫。

 そして、RTA勢が遊んでいるのは「エンドレスモード」です。出題範囲は当然「スカーレット・バイオレットまで」。最新DLC「ゼロの秘宝」まで網羅されています。レギュレーションは100連鎖RTAであることが多いです。

 この記事では、基礎知識や、基本となる攻略法について説明します。


①ポケモンは全部で565匹

 「ゼロの秘宝」で追加されたポケモンは、「カミッチュ」「ヤバソチャ」「オーガポン」「イイネイヌ」「マシマシラ」「キチキギス」「モモワロウ」「テラパゴス」でした。五文字のポケモンは全部で565匹います。

 現在、ポケモン図鑑が1000匹を超えていることを考えると、全体のだいたい半分のポケモンが5文字ということになります。このレギュレーションで遊ぶためには、まずこれらのポケモンの名前を覚える必要が出てきます。

 一見、「こんなに覚えられないよ」と思うかもしれませんが、実は「ポケモンWordleで名前を覚えた」という人は意外と多いです。自分も、サンムーンやXYのポケモンはあまり知りませんでしたが、このゲームで覚えました。

 一方で、4文字以下のポケモンの名前はぜんぜん覚えられません(笑)クイズ系のゲームあるあるですが、自分の間違えたところは記憶に定着しやすいので、知らないポケモンが多くてもまずは遊んでみるのがオススメです。

 ゴニョニョとかネッコアラに殺されると、人は強くなります。

 余談ですが、新しいポケモンが増える度に環境が変わるのって、原作のポケモン対戦みたいで面白いですよね。イイネイヌが増えたの本当に凶悪でした。増えたポケモンを更新してくれるやど氏には本当に感謝しています。


②使用頻度の高い文字

 このゲームを始めた時に、真っ先に思い浮かぶのは「最初の一匹目のポケモンは何を入力したらいいんだ?」というクエスチョンだと思います。もちろん好きなポケモンを入力してもいいんですが、RTAには効率が必要です。

 ポケモンの名前には、明らかに使用頻度の高い文字があります。代表的なのは「ー」と「ン」でしょう。これらの文字は、場所が確定する(一文字目ではない、連続しない)という特徴があるのも、大きなヒントになります。

 他にも、「ラ」「ル」「ス」あたりの文字は露骨に多いです。つまり、一匹目(初手)のポケモンは、「ー」や「ン」が使われているポケモンにして、二手目以降のヒントを得られるようにするのが攻略の第一歩です。

 初代ポケモンしか知らない人は「リザードン」がオススメです。「リ」や「ド」も頻出ですからね。RTA勢は「レントラー」「ジーランス」「ランクルス」「ネンドール」辺りを好んでいて、自分は「カイリキー」派です。

 「カイリキーはンが入ってないから弱いんじゃないの?」という疑問を抱いた方もいるんじゃないでしょうか。ちょっと発展的な内容になりますが、あえて「ン」が入っていないポケモンを使うのもテクニックの一つです。

 たとえば、カイリキーの「ー」のみ光った場合は、「ー」と「ン」の入っている強いポケモン「ルナトーン」を効果的に使うことができます。何もヒットしない場合でも「ランクルス」を効果的に使うことができます。


③位置が確定する文字

 先程、ちょっと話してしまいましたが、「ー」や「ン」は「一文字目にはならない」「連続しない」というルールがあるので、文字だけでなく位置のヒントも得ることができます。「促音」や「拗音」も同様に効果的です。

【ン】

 「ン」は一文字目になりません。また、「ン」が二つ入るパターンで「〇〇ン〇ン」のポケモンはいません。ほとんどが「〇ン〇〇ン」のパターンで、例外として「ヤンヤンマ」だけが「〇ン〇ン〇」のパターンです。

【ッ】

 いわゆる小さい「ッ」です。「ッ」は一文字目になりません。また、「ッ」は五文字目にもなりません。「ッ」「ン」が連続することや、「ッ」「ー」が連続することもないので、組み合わせると更に効果的です。

【拗音】

 小さい「ァ」「ィ」「ェ」「ォ」「ャ」「ュ」「ョ」は一文字目になりません。また、小さい「ゥ」が含まれるポケモンはいません。(余談ですが、「ヂ」は「デンヂムシ」のみ、「ヅ」は「ジオヅム」しかいません)

 それから、「ャ」「ュ」「ョ」は「イ段」の言葉につながるので「イ段」でローラーすることができます。たとえば「ャ」なら、「キャ」「シャ」「チャ」「ニャ」……と潰していけば、いずれ答えにたどり着けます。

【♂♀2Z】

 当たり前ですが、「♂」「♀」が含まれるのは「ニドラン♂」「ニドラン♀」のみです。同様に、「2」が含まれるのは「ポリゴン2」のみ、「Z」が含まれるのは「ポリゴンZ」のみです。これはまあ遊び心ですよね。


④二通りの攻略方法

 ちょっと毛色の異なる話になりますが、ポケモンWordleには、大きく分けて二通りの攻略方法があると思っています。一つ目の攻略方法は「可能性の高い文字から順番に埋めていき、常に最短を目指す」という方法です。

 この方法は、最速なのでRTAに向いている方法だと言えます。が、一方で「カイリキー」を見ただけで「これはアリゲイツ一択!」みたいな無茶ぶりを求められます。理論上は最強ですが覚えるには時間が掛かりそうです。

 二つ目の攻略方法は、「ヒントを増やしてから出ているヒントを組み合わせて答える」方法です。これは、もちろん最短ではないのですが、一つ目の攻略方法では思い出せない時に、結果として早く答えることができます。

 この攻略方法、実はRTAでも有用で、どうしても思い出せなくてグダった時に、ケア・リカバリーとして使うことがあります。ウーンウーンって悩んでいる時間が勿体ないので、遠回りをした方が早いこともあるんですね。

 そして、この「ヒントを増やす」という攻略方法なんですが、ヒントの増やし方にもパターンがあります。片方は「まだ出ていない文字を埋めにいく」、もう片方は「すでに出ている文字の位置を確定させる」です。

【出ていない文字を埋める】

 出ていない文字を埋める効果的な方法は、「文字が重複していないポケモンの組み合わせを覚える」ことです。もはやパーティと呼んでもいいでしょう。どうですか、いよいよ原作のポケモンらしくなってきましたよね。

 たとえば、こちらの記事では、「リザードン」「エレキブル」「クロバット」「ミノマダム」「ライチュウ」という組み合わせを紹介しています。(この記事のレギュレーションは「ダイパまで」なので留意してください)

 ちなみに、自分が使っているパーティは「カイリキー」「ランクルス」「ポッチャマ」「フシギソウ」「ニョロトノ」「ドレディア」の六体です。ちゃんと六体なのが美しいですよね。カイリキーSV実装してくれ早く

 なので、たとえば「カイリキー」だけでピンと来なかった場合には、「ドレディア」まで全部入れちゃって、残り四回の回答権でゆっくり答える、という方法もあります。全部入れれば、色んな文字が光ってると思うので。

 しかし、この方法も完璧ではなくて、たとえば「〇〇〇〇ー」のポケモンは種類がめちゃめちゃ多いので、回答権が少ないと総当たりができない、というケースもあります。ゲームオーバーになると連鎖が切れてしまいます。

 パーティを組む以外にも、「あまり被りのないポケモン」を何匹か用意しておく方法があります。たとえば「ミノマダム」「ドテッコツ」「フシギソウ」「ニョロトノ」辺りは被りが少なく、経験上、使いやすかったです。

 ですが、「被りが少ない」=「ヒントが得られる可能性も低い」という点には留意が必要です。極端な話をすれば、たとえば「ゴニョニョ」と入力すれば被りはほぼないと思いますが、それで得られるヒントもありません。

【文字の位置を確定する】

 出ていない文字を頑張って探しにいくのも重要ですが、すでに出ている文字の位置を確定させるのも大切です。特に「ー」や「ン」や「ッ」は、位置が確定することで「音の響きから」ポケモンを思い出しやすくなります。

 「〇〇ッ〇ーってなんだ……」「あ、ウソッキーかな?」みたいな。

 拗音には注意が必要で「五文字のポケモン」=「五音のポケモン」ではないことに気を付けましょう。たとえば「パルシェン」や「ニョロボン」は、声に出して読むと四音なので、五音で考えると詰む可能性があります。

 すでに出ている文字の位置を確定するためには、あらかじめ引き出しを用意しておいて、その場に適したポケモンを使えるようにするのがオススメです。下記に、いざという時に役立つポケモンをいくつか紹介しましょう。

 【ン】➡「サンドパン」や「タンドン」で位置を確定するのがオススメです。「バチン・ウニ法」(ラ[ン]クルス、バチ[ン]ウニ、モジャ[ン]ボ、ヒトデマ[ン]のように一文字ずつズラして総当たりする)もいいですね。

 【ー】➡「マーイーカ系」「スリーパー系」「ヨーテリー」辺りのポケモンから使いやすいのを覚えておくと、位置を網羅しやすくなります。

 【ッ】➡「ポッチャマ」「タルップル」「オーロット」辺りがオススメ。「ウソッキー」のように+「ー」のパターンや、「バッフロン」「ケッキング」「トロッゴン」のように+「ン」のパターンもあるといいですね。

 【イ】➡「イダイトウ」「イシズマイ」「イイネイヌ」辺りがオススメ。

 【ル】➡「ルガルガン」「ルチャブル」「ワルビアル」「ゴチルゼル」「アマルルガ」等、ポケモンが揃っているのでチェックしやすいです。なお、「ギルガルド」よりも「クルミル」の方が入力するのは楽です。

 【その他】➡「シュシュプ」「ウッウ」辺りはよく使います。特に「ウッウ」と「パウワウ」は「ウ」の位置が完全にわかる組み合わせです。他にも探せば色々といるので、自分なりの便利ポケモンを覚えておきましょう。

 余談ですが、同じ文字が繰り返し使われているポケモンというのは、換言すれば「ヒントが少ないポケモン」とも言えます。つまり「ゴニョニョ」や「イイネイヌ」や「ジグザグマ」は要注意ポケモン、ということです。


⑤ヒントがない=ヒント

 ポケモンWordleを遊んでいると、思いついたポケモンを入力しても全くヒントが得られない(文字が光らない)ことがあります。ヒントが得られないと焦ってしまいがちですが、文字が光らなくても焦る必要はありません。

 それらの文字が「全く含まれない」ポケモンというのは、意外と少ないものです。全く光らなかった時は「ヒントが少ない」と考えるのではなく、逆に「ヒントが多い」と考えましょう。勿論、思い出せない時もありますが。


■アウトロ

 いかがでしたでしょうか。ポケモンWordleについての記事はnoteにも多くあり、色んな人が色んな方法で攻略しています。Discordの「ポケモンWordle RTA鯖」では、それらの記事をまとめて読めるようにしています。

⇧こんな感じでメモも書いてます

 ポケモンWordleは、ガチでもエンジョイでも楽しめるゲームです。RTA勢は少しずつ増えていますが、もっともっと盛り上がればいいなと思います。君だけの最強チャートで世界記録(38分50秒)を更新してくれよな!!

 次の記事は更にオタクの予定です、あでゅー

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