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【日記】8番出口の感想

 こんばんは、みらいやまさると最強の生活です。急に病気になって死にかけてますが、本当に(本当に)少しだけ元気な気がするのでnote更新します。かなり雑に書き殴るので推敲もしないし後で消したり直したりします。

 8番出口の面白かったところは大きく三種類あると思っていて、一つ目が異変に気付けた喜び、二つ目が異変に気付けなかった悔しさ、三つ目が異変の面白さや演出上の工夫(=明らかに気付ける異変)だと思っています。

 一つ目の「異変に気付けた喜び」、これはシンプルに「間違い探し」というゲームの根本的な面白さだと思います。設定された問題に対して、自分がそれを越えられたんだ、という達成感があり自信がついて嬉しくなります。

 二つ目の「異変に気付けなかった悔しさ」、これが結構キモではないかなと思っていて、普通の間違い探しは「完全にクリアする」か「リタイアする」しか選択肢がないのですが、8番出口にはその中間がありました。

 間違い探しは得てして、解いてる時間(=緊張している時間)が長く、答え合わせ(=緊張の緩和)まで集中力が持たないとか、考えてもわからないからリタイアしてしまおう、という諦めにつながることも多いと思います。

 それでも「ここだったのか!」という悔しさもまた、間違い探しの面白さの一つには違いないのですが、従来の間違い探しは一度しか遊ぶことができず、そのフィードバックを活かす機会がこない、ということが多いです。

 8番出口の良いところは、「リタイア」がゲーム全体のリタイアではなく、あくまでラウンド単位のリタイアでしかないこと、それから、そのラウンド単位のリタイアから復習することができて、次へ活かせる点でした。

 また、ペナルティの塩梅も絶妙で、8連勝という達成可能に見える条件にすることでゲームを続けたくなり、実際には初見殺しが多いため中々クリアできない、というバランス。ゲームオーバーの演出が少ないのも良いです。

 ※よくゲーム制作論で言われている「コンティニューまでを早く」「ゲームをプレイしていない時間を短く」という点も達成できていました。異変に気付けなかったら自動的に0番になって、シームレスにゲームが続くので。

 また、異変の内容も「こんなの気付ける訳がない」と(良い意味で)悪態をつきたくなるものも中にはありましたが、「これは不注意からの見落としで、たしかに自分が悪いかも」と思えるような難易度が多く、秀逸でした。

 三つ目が異変の面白さや演出上の工夫についてですが、これはゲームの味付けの部分というか、端的に言えば「明らかに気付ける異変」が出てきた時に、その内容が「ちょっとだけホラーっぽい異変」になっていた点です。

 冒頭に「面白かった点は三種類あって」と書きましたが、そもそも8番出口には「明らかに異変」「よく見ると異変」「異変じゃない」の三種類しかなくて、それぞれにどういう味付けをするかが腕の見せ所だと思います。

 そんな中でも「明らかに異変」のラウンドについては、ゲーム的にはボーナスステージとしての役割しかないので、ゲームシステム以外の面白さ、つまるところ「ちょっぴりホラー」みたいな演出がハマってたと思います。

 プレイする側は「異変に気付けて嬉しい」「異変に気付けなくて悔しい」「明らかな異変でドキッとした」という感情をランダムに体験することになるので、単調なループとは思えないくらい内容が「濃く」感じられました。

 ※個人的にバックルームみたいな「直接的ではない恐怖」みたいなコンテンツは好きな方なので楽しめました。結果的にですが、ゲーム性ゆえに内容が秘匿されていて、それが不気味さを増長させていたのもありますよね。

 尻切れトンボですが以上です。
 力尽きたので寝ます。

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