ボードゲームデザインの流派?
こんばんは!
ボードゲームのデザインに関して書くのは、
端っこにいる、まだ世に自分のゲームを問うてもいない
自分が書くのはおこがましいなー
なんて思いつつ、ちょっと釣り的なタイトルをつけてみました。
曰く、ボードゲームデザインには流派?手法?が
大きく2つあるという話はよく聞きますよね。
「テーマ・フレーバー先行」か「メカニクス・システム先行」か?
結構、「どちらとも」という意見があったり、
最近は第三勢力も出て来たり、
まぁ、別にどっちがという優劣の話ではなくて、
お酒の肴になりそうな楽しい(興味深い)話ですよね。
「自分はどっちか?」と問われると、
最近はもっぱら「メカニクス・システム先行」なんです。
とにかく「美しい」ルールが作ってみたい!
(ランドルフさんやクニツィアさんに憧れます)
という欲求があるんですよねー
これには抗えない。
とはいうもののあくまで「最近は」という話で、
僕自身の根底のスタンスは別のところにあります。
それは、「目的先行」でのボードゲームデザインです。
少しわかりやすくすると「体験先行」のボードゲームデザインです。
「テーマ先行」であろうと、
「メカニクス先行」であろうと、
プレイヤーに何かしらの「体験」を生み出しているので、
「体験先行」だけだとわかりにくいかもしれないのですが、
ここで言いたいのはゲームをプレイした結果としての、
「体験」に強く意味づけする=「目的を持たせる」
ようなゲームをデザインをする、ということです。
ゲームに「楽しむ」以外の目的を持たせると、
各所から石を投げられることもあって、
ちょっとだけこの意見を表明するのは怖いのです。
とはいえ、「なぜ作るのか?」と自分に問うたときに、
これが答えだから仕方ないのです。
「目的」には、「教育」や「啓発」「健康」みたいなことが入ります。
こういうスタンスを取るとき、
ゲームを「使っている」という意識がとても強くでがちです。
でも、それはゲームの力を認めているからです。
ちょうど、こんな記事があったのでよかったら読んでみてください。
「 ゲームの力で社会の課題を解決する~総合地球環境学研究所で開催されたシリアスボードゲームジャムの可能性」CGWORLD.jp
https://cgworld.jp/feature/201911-boardgame.html
自分でもこういうことをこそやってみたいです。
来年は参加したい!
「目的先行のボードゲームデザイン」はマイナーなのかもしれないです。
が、僕自身はこれからもこのスタンスが面白いと思っていますし、
価値があると思っているので、
チャンスがあれば続けていきたいなと思った次第でした。
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