自分への優しさ
初めて書かせてもらいます。
今までnoteの存在を認識こそしていましたが、その機能については全くと言っていいほど知らずにおりました。
先日、職場の後輩から教えてもらったのをキッカケに、私も何か書いてみようと思い立ち、今に至ります。
軽く自己紹介を。
現在41歳になる、2児の父親です。
長年、営業職に従事しており山あり 谷ありで何とかここまでやってこれました。
ようやく仕事の愉しさを噛みしめる日々が続いております。
皆さん、自分を大事にされていますか?
私はいつの頃からか、自分を大事にする事を忘れていました。
人に良く思われよう、人に良く言われようと他人の顔色ばかりを窺い、所謂「演者」になっていたのかなと思います。
それは何故か?
人に嫌われる、人に悪く思われる事を極端に恐れていたからです。
自分の気持ちを押し殺せば、今ここで我慢すれば‥その積み重ねをかれこれ15年位は続けていたのでは無いでしょうか。
しかしそれは人への期待も含んでおり、恥ずかしながらいつの間にか、「見返りを求める演者」と化していました。
そして偽りの自分を演じてきた事によるストレスは思った以上にハードで、ある時ココロがポキっと折れてしまう音が聞こえました。
「俺は何がしたいんだろう」
「誰の為に頑張ってるんだろう」
「本当の自分ってどんなヤツだっけ?」
ある日、一人の友人がこう言ってくれました。
「無理しなくて良いんだよ」
「もっと自分に甘えて良いんだよ」
言われた時は、正直理解できませんでした。
カラダに演じるという事が染みついてしまっていたから。
何もかもが信じられなくなって、暫く無気力な生活を送っていた時、ふと友人からの言葉を思い出しました。
「ありのままの自分って何だろう?」
幼い頃からの記憶を辿っていきました。
そこには皆を笑わせて喜んでいる自分の姿がありました。
無理に人に合わせる必要はない。
苦手な人と一緒に行動しなくてもいい。
誰にでも感情移入しなくてもいい。
自分の中のやらなくていいリストを作りました。
言ってみれば心の断捨離のようなもの。
何故か判りませんが、涙が溢れてきました。
自分が傷付いた心に蓋をし続けていたんだなと気付きました。
「もっと自分と向き合おう」
「自分を大事にしよう」
そう思えた事で、人との接し方にも変化が訪れました。
心が軽くなりました。
誰にでも平等に接する、でも無理はしない、人に見返りを求めない、自分らしく生きる。
これからも磨き続けていきます。
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