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最高の時間割:睡眠時間

スティーブ・ジョブスは毎朝、
今日が人生最後の日だとしたらどう過ごすのか
自問していたそうです。

言わずもがなですが、
人生は短い。

この短い一生の間に
何をすべきか。

それはもちろん人それぞですが、
誰もがベストを尽くしたいはずです。

しかし
「ベストを尽くす」とは
どういうことでしょう?

つい、
不眠不休でがむしゃらに
なにかに打つこむ……
そういう姿をイメージしてしまいます。

しかしそれでは
3、4日でもう倒れてしまいます。
では、倒れないように
最低限の睡眠時間で残りの時間を
すべて打ち込むべきなにかに
捧げるのが、「ベストを尽くす」なのでしょうか。

孫正義さんの
勉強の仕方は、
まさにそんな姿に重なります。
「誰よりも勉強した!」と
おっしゃっています。
そのまま結果としての
事業を形にしています。

が、彼の一例を
参照してその方法を実践するというのも
根拠が乏しく頼りないです。

そこでこう仮に定義してみました。
いかがでしょうか?

ベストを尽くすには、
心身ともにベストであることが
前提である

簡単に言えば、
元気である
ということです。

加えて
タイミングというものがあるそうです。

分析的能力は午前中、
ひらめきは午後など
種類のよってベストな時間帯があります。

またこのタイミングは、
人によって異なるそうです。
これを「クロノタイプ」
呼ぶそうです。

これらを突き詰めていくと
わたしたちが
「最高の人生」を送るための
最高の状態になるために
どういう時間割で
活動すればよいか
見えてくるのではないでしょうか。

このブログは、
「最高の時間割」を
いろいろな科学的根拠を
調べていき完成させていく
ためのものです。

今回は、
睡眠時間。

私たちは何時間眠れば良いのか。

ざっくり言うと

7〜8時間

それ以下でも以上でも
望ましくありません。

これについては、鈴木祐氏の
「パレオな男」というブログ
詳細が書かれています。

ベースになっているエビデンスは、
2016年にUCLAで行われたメタ分析で
50,000人分のデータを基にしています。

どういう研究結果かというと
「睡眠不足は炎症を起こす」
というもの。

平均睡眠時間が、7時間以下だったり
9時間以上だったりすると
炎症を起こす体内物質が急増するんです。

また日本人を対象として
1988〜1990年にかけて行われた
コホート研究で11万人の協力による
もので死亡率と睡眠時間の関連を調べたものによると

6.5〜7.4時間の睡眠時間がもっとも死亡率が低い

という結果がでています。
睡眠時間と死亡との関係

まだまだ調べていきますが、
とりあえず睡眠時間については

7〜8時間

というのが理想のようです。

これくらい眠らないとどうなるのか、
ということについては
先の鈴木祐氏のブログでの別の記事で
詳しく紹介されています。

ひとつだけここでも
紹介しますと

睡眠時間が7時間以下の人は、
約8倍デブになる確率が高い

ほかにもいっぱいデメリットがあるので
詳しくはこちらの記事(あらためて「睡眠不足」の科学的なデメリットをずらずらと並べてみる
をどうぞ。


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