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3月5日 啓蟄 干し納め

 花壇ボランティアは雨天のために中止の連絡あり。

 昨日一緒に食事をした友人に渡しそびれた煮物の残りを食べてもらえるかメールする。みんな喜んでくれて、仕事のお昼休みに取りに来るとのこと。助かる。
 私は蓮根と昆布を足して煮直した。追い鰹をして火を止めて含ませて待つ。3日にいただいた青物を茹でたり、他の野菜の下処理をする。

 今日は啓蟄、虫が動きだす頃だ。私は大体この時期を目安にくだものを干すのを終了する。りんご・キウイ・柑橘各種・柿。野菜は、大根・サツマイモ・晩白柚のわたと皮は、ピールを作るために軽く干す。ドライフルーツはおやつだったり、紅茶と一緒に蒸らして飲んだりする。乾燥剤を入れて瓶詰めしているが、今日は乾燥剤を増量した。
 作業をしていたら、お花屋さんから注文のミモザが届いたとの知らせ。1週間くらい前、職場からの帰りがけにお花屋さんでミモザの大きな花束が出ていたのを見かけたが寄れなかった。それで、昨日ちょこっと寄って2束(1束200円と破格!)予約だけした。路地でもたくさん咲いてるから、取り扱いはないかもしれないけれど、仕入れられたら連絡します、とのことだった。本店への電話の態度が素敵だった。静かな口調ではあるけど、私のとっても欲しいのだという気持ちを汲みつつ、現場感としても需要があるというような力強い交渉。そうしたら、翌日である今日入荷の電話だ。嬉しい。買い物に行くついでに4時頃伺う旨伝える。
 4時に行ったら、違う店員さんだった。前にちょっと嫌な気分になったことを思い出した。たくさんのミモザの花束が大きな花瓶に活けてある。私は予約のことを言うと、他のところから、なんと花の終わったものが目立つ花たばとそれよりは少しマシな花たばを出してきた。「えっ」という表情を思わずしたと思う。自分で選んでもいいかの了解をもらって、今は盛りに咲いてる2束と蕾が多めなの1束を選ぶ。

 店員さんのチョイスの真意はわからないけれど、お花屋さんが惨めな空気になっていく感じがした。花も苦しかろうて。

 帰宅してお花をいける。うちの中では華やかな有田の花瓶にする。花と一緒に深呼吸をした。

お夕飯は冷蔵庫のお惣菜と青菜のお浸し、昨日作る余裕のなかった白魚と新玉ねぎのかき揚げ。サラダには前に燻製したベーコン。左は仏様

ダイニングテーブルはミモザに譲って、
可動式のミニテーブルでお夕飯

ミモザ 3束と仏花 1500円

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