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クリエイターの“性“いよいよ

富山在住のクリエイター・ミヤサカカズヒデさんの“がん検診へ行こう!“呼びかけアニメ「キャンサーパンサー」

このクラウドファンディングが、6月6日スタートしました!
https://camp-fire.jp/projects/view/390782

これは、口腔がんになったミヤサカさんが、闘病中から自身の体験をマンガにしてTwitterで発信(https://twitter.com/TheBERICH)していたものをアニメ化しようという活動です。
活動の始まりについての詳細は、こちらの回のnoteに書いてありますので、まだご存知でない方は良かったら読んでみて下さい。
https://note.com/saikoh_kaneta/n/n008bf9b6ee0f

さて、「アニメ化目指そうぜ!」となってから、実に多くの方が協力をしてくれました。
もう、これはミヤサカさんの人徳、しかも「クリエイターとしての人徳」だと思います。
クラファンのページにも書いてありますが、彼の地元の富山テレビさんはOAの約束をしてくれました。
電波料は~、なんて野暮なことは一切無し。
そして、同じ富山の北日本放送さんは5月にラジオで特番を組んでくれました。
富山テレビさんも北日本放送さんも打ち合わせでお話をさせて頂きましたが、とにかく純粋に「これは社会の為にとても大切なことですから」と言うのです。
素晴らしいんです、その姿勢。

メディアというのは、社会的にすごい“武器“です。

その武器を持った方は、ある意味“特権階級“の人なのです。
そんな“特権階級“の人には「その武器をどう使うのか?」を常に考える責任があります。

富山テレビさんも北日本放送さんもそれが自然に出来ている。
同じメディアで活動する身としては、今回の二つの局さんの姿勢に心洗われました。
この姿勢こそが既存マスメディアが生きる道の一つではないかと思います。

今回、なぜこんなにもミヤサカさんが応援されるのか?

その理由がもう一つあると感じました。
それは、彼が「エンターテイメントを作ろう」としているからです。

“社会的に必要なテーマ“はがん検診以外にも沢山ありますし、このがん検診というテーマにしても、今に始まったことではありません。
なぜ、今回この様に多くの方が“のって“来てくれたのか。

それは、“エンターテイメントの力“だと思います。

メディアの皆さんが、社会的意義という視点から今回の活動の必要性を感じて頂けたのは勿論のこと、同時にきっと「おもしろいじゃん、それ」っていう気持ちが湧いたのだと思うのです。

「闘病中からマンガを発表し始めて、次はそれをアニメにして全国のテレビ局でかけたいって言ってるよ、それおもしろいじゃん!」って。
そんな気持ちがふっと、いや、グサッと?湧いてしまったんですね、きっと。
何故なら、彼らもクリエイターだから。
一見マイナスと思えることが起こったり、「どう考えても難しくない⁈それ」ってことに出会うと逆にワクワクしちゃう。
そんなクリエイターの“性“が彼らの中にもあるのです。

そんな“性“が共鳴しあって、エンターテイメントの力によって面白く楽しく社会に役立つことをする。
素敵ですよね、とっても。

今回、この活動を行うにあたって、がん医療の専門家のサポートも欠かせないということで、がん遺伝子の専門家である杏林大学医学部附属病院の大塚弘毅先生に監修で入って頂いています。
先生とお話ししましたら、「がん検診の大切さを漫画やアニメで伝えたかったのですが、そのすべが無かったんですよ」と仰られていました。
その様なスタンスの大塚先生ですから、エンタメに対しての理解はあるだろうということで、プロフィール画像は羊キャラになっています。
いつか人気が出てぬいぐるみになったりして⁈

エンタメパワーで社会を少しでも良くしていく。
まだまだやれることは多そうです。

アニメが完成したら、全国47都道府県でOA!と言っていますが、今決まっているのは富山県だけ!
あとの46都道府県のテレビ局の皆様、オファー待ってます!

因みに、尺は1話3分ですから、情報ワイド番組のワンコーナーにいかがでしょ!


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