第50回 スポーツの力

おはこんにちばんは。

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早いもので今回で50回なんですね。とりあえず一人でお疲れハイボール。
さぁ今回は、僕がスポーツを通じて感じたことについてぶつくさ書いていきたいと思います。「ぶつくさ書く」って日本語あるんですか?

さて本題です。僕は子供の頃から、サッカーや陸上をやってきて、今もトレイルランニングというスポーツをやっているわけですが、どんなスポーツでも目標を持って修行を積む以上、計画的にトレーニングしないといけなかったり、リスクマネジメントしないといけなかったりと、色々なことをスポーツから学んだり、スキルが身に付いたりします。

ただそれ以上に僕が「スポーツの力」を感じた経験が多々ありまして。
以前僕が英語留学のためにフィリピンに2ヶ月間滞在していたときの話。
フィリピンでも相変わらず走っていたわけですが、毎日同じ時間に同じコースを走っていると、よく顔を合わせる面子というのが出てくるわけです。
もちろん相手はフィリピン人だし、最初は特に話しかけることもないのですが、そのうち挨拶ぐらいするようになり、併走するようになり、やがてはつたない英語で(向こうはペラペラ)コミュニケーションを取るようになったんですね。

また同じくフィリピンで、地元のランニングチーム?みたいな人たちが僕の前を走っていて、僕の方が少しペースが速かったので、追い越す形になったんですが、その時そのグループが頑張って僕についてくるんですね。
んでみんなでしばらく一緒に走って、なんとなくトレーニング終了みたいな感じになったときに僕とみんなでハイタッチするみたいな。
なんかこういうのってすげーハッピーですよね。

また別の話ですが、僕が中米のグアテマラという国でスペイン語学校に通っていたとき、3週間小さな村の同じ宿に滞在していたんですが、宿の隣の家の子供が兄弟で毎日庭でサッカーをしていて、僕も時々一緒にやるようになったんですが、ここでも大して言葉も通じないのにもう一旦仲良くなってしまうと毎日向こうから「今日もやろーよ!」みたいな感じで超仲良くなってました。

言葉が通じなくてもスポーツという共通点を通じて心の距離が一気に縮まったりするのは、「体を動かすことで脳のやる気スイッチが入る」みたいなことと関係があるような気もします。知らんけど。

ちなみに海外に限らず、日本でも同じようなことを感じることは多々あります。
僕はトレイルランニングというスポーツをやっていて、時々大会にも出たりするんですが、長いものだと100km以上に及ぶんですね。
もちろん好きでやってるんですが、そりゃきついのはきついんですよ。
ただきつい中でも、レース中に近くに他のランナーがいたりすると、喋ったりするんですね。
「いやーきついっすねー」とか、「このレースは初めてですか?」みたいな感じで。
大会とかレースって聞くと、誰かと競うっていうイメージがあるかと思いますが、僕の中のレースの位置づけは全然そんなことなくて、どちらかというとみんなで一つの目標に向かって頑張る、お祭り的な感覚があって、その時もやはりレースを通じて他の人と心の距離が一気に縮まる気がしています。

言葉でのコミュニケーションというのももちろん大事だし、言葉というのは人類史上最大の発明だと思いますが、こういった言葉を介さなくとも何か一つの共通点があるだけで、人は親近感を覚えるんだなぁというのが、僕がスポーツから学んだ多くのことの一つです。

最近だと自分の子供に小さい頃からプログラミングや英語などを習わせる親御さんも多いみたいですが、やはり僕的には小さい頃から何かスポーツをやっているというのは、その後の人生において大きな財産になると思っているので、これから子供に何か習い事をさせようとしている親御さんたちには、スポーツをおすすめしたいと思います。

それではまた!

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