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ふらふらするからこそ出会える「たまたま」

「本を返却する」という母に付き添って、久しぶりに地元の図書館へ。

「図書館戦争」という映画の舞台になったことがある場所で、勉強スペースなども充実している。高校生の頃、放課後によく通って勉強していた気がする。

最近、本を読むとしたら、Amazonで頼むか、Kindle Unlimitedで読んだりしていて、本屋や図書館へ行くことは、かなり減ったな〜〜。

世の中の流れを見ても、国内有数の本屋である八重洲ブックセンター(確かビル全てが本屋)も閉店するなど、リアルな場所で本を手に取る機会自体、どんどん減っているように感じる。

「図書館も本屋と同様になくなっていくのかな〜」

なんてぼんやり思っていたけれど、訪れた土曜の午前中は結構人がいた。

新聞を読んでいたり、勉強をしていたり、いろんな目的を持った人があつまるコミュニティースペースのような感じだった。

図書館には、本当に多くのジャンルの本があって、ふらふら歩いて、なんとなく背表紙のタイトルが気になった本を手にとるのが楽しい。

ロシアの由緒正しい家庭料理のレシピ本や
特殊な材料が必要な地域の工芸品の作り方など

この本は誰か借りるのか?と思うような本も少なくない。

「たまたま」おもしろそうな本を見つけたり、
「たまたま」いつか読もうと思ってた本を見つけたり、

そんなアナログで偶発的な出会いは、
Amazonやデジタルデバイスではできない体験
だなと思いながら
ふらふらと広い図書館を回って、
いつか読みたいなと思っていた本を3冊も借りてしまった。

2週間後、またあの図書館へ本を返しに行くぞ!

#休日のすごし方

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