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淡路島バイク初上陸。淡一はほろ苦く・・・。「復活の光。編」

50歳を超えた女性初心者ライダーが、出会えた最高の相棒、Kawasaki Ninja250に乗って、ソロツーリングという名の冒険を通して人生を再起動していく記録です。

2020年2月15日。明石海峡大橋を渡り大鳴門橋を見て、快適に帰路のワインディングを楽しむはずが、最後にこけてしまい放心状態で夜の淡路島にいた私とNinjaちゃん。

私「Ninjaちゃん、すっかり夜だよ。そろそろ帰ろうか」

Ninjaちゃん「急がなくてもいいよ、大丈夫?」

私「近くに高速のインターあるから、どうせ明石海峡大橋を渡るにはどこかで高速道路に入らなきゃいけないんだし、このまま高速道路で家まで帰る。そのほうが安全で気が楽。」

Ninjaちゃん「分かった~~。ゆっくり行こ。きっと夜の橋は綺麗だよ」

ということで、最寄りのICから、明石海峡大橋を目指しました。

行きに経験した昼の明石海峡大橋は、とても快適で素晴らしい経験でしたが、暗い景色と夜風の中での橋がどんなのか、そこを注意しなければと、切れそうになる気力を振り絞って走っていきました。

そして、目の前にライトアップされた美しい明石海峡大橋を見た瞬間、沈んでいた気持ちに光が差しこみました。そしてそんな美しい橋ごしに見る本州の夜景。
人間の作ったもので一番美しいものは夜景だ、っていう話をどこかで聞いたことがあるな、と思いながら、沈んでいた気持ちは夜の潮風に流されていき、この美しい橋を夜に渡れたことが嬉しく思いました。

私「Ninjaちゃん、めちゃ綺麗!びゅ~てぃほ~~!」

Ninjaちゃん「また綺麗なものが一緒に見れたね!」

そうして橋を渡る短い時間の中で、私の心に復活の光を与えてくれた明石海峡大橋を後にして、Ninjaちゃんと私は無事に帰宅したのでした。

帰宅してNinjaちゃんの泥を洗い流しながら

私「Ninjaちゃん、とりあえず今日は暗いからちゃんと洗車できないかもしれないけれど、明日もう一度ちゃんと見るから」

Ninjaちゃん「今日はそこそこにして寝たほうがいいよ。また明日」

明石海峡大橋、出会ったタンデムのご夫婦、ブラックホールに欠かせないおじさん達、私を助けてくださったご夫婦。そんな出会いを思い出して感謝しながらも私は一瞬で深い眠りに落ちました。

バイクのインスタやっています。


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