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大入島:おおにゅうじま の由来

大分県佐伯市の葛港から5分ほどで渡れる離島。
人口は600人弱(2023年11月現在)で、島の周囲は約17km。

島の形がひょうたんに似ていたり、「入」の文字に似ているなど独特な形の島でもある。

その大入島の名前の由来は諸説あるが、その一つがとても興味深い。

神武天皇の東征のおり、日向の国を出立し、蒲江の湾に立ち寄ったとされている。その際に立ち寄ったことが由来となり、その湾は『天皇が入った湾』ということで入津湾とされたそう。

そして大入島は、神武天皇(王、大)が入った島として、大入島とされたと言われている。島の中には、「神の井」と呼ばれる伝説の井戸もある。

大入島遠景

最近では、九州オルレに認定されたり、レンタサイクルが始まったり、島の有志の方たちが食堂を立ち上げたり、全国的にも有名になっている大入島オイスターの生産地でもある。

人口は減少し、離島という難しい環境下にはあるものの、島だからこその可能性も十二分に秘めている島である。

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