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「傾山」の山開き(3)~観音滝経由で下山~

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たくさんのアケボノツツジを愛でつつ、下山がはじまります。

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下山は、登山ルートとは別で帰ることにしました。

三ツ尾」という三つの尾根が重なる分岐点を経由して下りるコースです。

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なんとこの帰りのコースの方が、距離があります。ひえ~!

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このコースを選んだのには、理由が4つあります。

①傾山の自然をしっかり見ておきたかったため。

②このコースには「水場」があるため。

③同じく「観音滝」があるため。

④そして、男なら後戻りなんてしないぜ!という強がり。笑

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理由のひとつ。ここが水場です。

と言っても、到着してみれば、もちろん蛇口なんてありません。

目の前に、小川が流れているだけです。

はい、飲みました。笑

ペットボトル2本持参しただけでは、全然水分が足りませんでしたので。

3本以上持つと荷物になりはじめます。

水場を計算していたわけではありませんが、かなり助かりました。

美味しかった~(腹痛にはなりませんでしたよ。笑)。

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自然は美しい。

山あり谷あり、一歩一歩、足を進めれば、新しい景色に出会えます。

苦しい場面もありますけれど、

むしろ息を切らして辛い時間の方が多いのかもしれませんが、

心を揺さぶる感動は不思議と必ず訪れてくれます。

次の感動に触れるためには、新しい一歩が必要ですし、

下ばかり向いてそれを見落とさないことや、

遠くばかり見ずに、近くにあるそれを拾い上げることも大切なことです。

あっ、これって人生にも言えるな。笑

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海にしても、山にしても、自然に触れ合うことで

本能的に、日常で忘れていた「生きている」ということに

無意識に気づかされる部分はあると思います。

どこかで「命の危険」を感じているからだと思います。

それがなければ、また安全は確保できないはずです。

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さあ、いよいよ観音滝が近づいてきましたよ。

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こちらが滝の上になります。

この下が・・・

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すごい迫力でした!

本来は滝つぼまで下りる道もありましたが、

私の足はすでにマメができて痛んでいてそれどころではなかったのです。

次回は、滝つぼまで・・・!

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さあ、ようやくゴールです。

そうです。ここ「上畑」から始まりました。

休憩も含めて、もろもろで計8時間は山と戯れていたことになります。

よほどの健脚でない限り、

登山初心者さんには無理をしないでいただきたいコースであります。

くたくたになりました。

だけど、心地良い疲労と満足感に包まれます。

これが登山の魅力なのですね~!


みなさんもくれぐれもお気をつけて。

おわり(2018.4.29)


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