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思想をどっしりパッキリと 2023/02/24 ボボボブログ 雑日記

注:この記事はGANTZとは一切関係ありません。

話の種

  • 察する力を過信しない、押し付けない。今日例のTさんに、リックくんは僕が言おうとしていることや、伝えたいことを察して聞いてくれたり、補足してくれたりするから話してて甘えちゃいそう、と言われた。

  • 性欲の各文化圏や宗教による対処の違い

  • 人を知りたい、と、その瞬間を楽しむ、の両立

  • そこに立っている人間の奇跡度の高さ。文でもラジオでも足りない、会話できる奇跡。時と場合によって変化するであろう相手からのレスポンスはカオス理論が生み出すその場限りの奇跡。

  • 仮想締切を作る、そんでその強制力を上げる

  • 思ってた概念を言葉に起こしたら、その概念には含まれていなかったのに、選んだ単語に含まれていた無関係な問題や印象がついて回って結果的に厄介事が増える事例を表す言葉を作ろう。

  • 自分返信できるタイミングがあっても気が向くまでに謎に時間かかったりするので返信遅くても気にしないでください。が言える相手ってめちゃくちゃ貴重

察する力

全く自覚がなかったが、確かに相手の言おうとしていることを先読みすることは多いかもしれない。ただ先読みというと少し機械的に聞こえてしまうのであえてその工程を言語化してみたい。相手の言葉、いや、話し方、目線、表情、足の組み方や前のめりかなどの姿勢を見て、それらの情報をもとにその人物の奥に潜んでる心を自分の経験から投影する。聞こえはちょっと捻ってるが、要するに相手のこぼすありとあらゆる情報をちゃんと見て聞いて、自分の経験から想像するんだろう。そしておそらくそこで僕が想像する相手の心の解像度が高いため、Tさんはそのような感想を述べたのだろう。ただここで一つ挙げたい自分への戒めは、その察する力を過信するなということ。なぜならそれは相手を丸め込む、相手の心を自分の生み出した偶像に誘導してしまう可能性を秘めている。Tさんの場合は、察してくれる力に甘えちゃいそうだよ、と言えるくらい自身の脳内を振り返ることが上手いので心配はいらないだろう。しかし、自分の気持ちを伝えるのが苦手、かつ自分の気持ちをイマイチはっきり認識できていない人に対して、自分のこの察する力は僕にも相手にとっても無意識に、相手を操る凶器になりかねない。思考を操るなんていうのは字面でふと見たらあり得ないだろって言いたくなってしまう。だが実のところ人間の思考、意思決定、ないしは認知そのものも信じられないくらい曖昧なもので、容易く操作することができる。毎日自分に対して、思っていなくても自分はクズだと口にし続ければ自己肯定感はぐんぐん下がっていく。今日の昼飯が寿司でも牛丼でもいい人が100人いれば、今日牛丼は肉29の日なので5%オフですと伝えるだけで90人は牛丼屋にいくだろう。黒い服を着る人は知能指数が低いという研究結果が出ましたが、それはデマでした、なんて情報が出回れば、デマだと分かっていても黒い服を着る人がやけに街に増えたような気がしてくる。実際は増えていないのに。

思想をどっしりパッキリと

何が言いたいかというと、人の頭の中は想像以上に外部の影響を受けるということ。今まさに、ChatGPTなどの代筆AIが破竹の勢いでその有用性を上げている。ブロガーが作ったつまらない記事、程度の文筆なら2行のインプットと5秒の待機時間で完成する。この先こういったブログを書く際、どんどんそういった代筆AIが台頭していくだろう。しかしそうなった時、その代筆AIは一体どれくらい自分の「伝えたい事」に「伝えたくない事」を加えてくるのか、そしてどれくらい自分の「伝えたい事」を正確に読み取ってくれるのか。そういったAIの出力の精度を上げるために、AIに上手く命令するためには何よりも自分の「伝えたい事」がはっきりしてないといけない。そうでなければ、AIが生み出した文を見て、全然自分が思ってたわけではないのに、そうそれが言いたかった!なんてことを言ってどんどんAIが持つ大衆思想に誘導されてしまう。それ自体が悪いことなのかどうかはまた長い議論になりそうなのであえて省くが、自分は「なんとなく」自分の考えてる事を尊重したいので、それを正確に伝える方法を模索、研鑽し続けたい。そしてそういった工程を経て自分の思考に素直に沿えるようになることで、血、肉、脳みそ、人の遺伝子、僕の遺伝子、僕の触れた全て、そして僕の今までの意思決定全てをぐつぐつ煮込み培った、一個体としての、「人濃度」のようなものを高めていきたい。そうする事で察する能力が高い人ないしはAIの助言にどっしり構えられるように居たい。


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