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アンチエイジングより成熟を目指したい

そもそもどうして痩せていることが良いとされているのか
それはその方がお金が回るからなのではないか?

ダイエットは辛い苦しいもの=本能に反すること=ダイエットビジネスのチャンス
痩せた女性が持て囃される現象=布が少ない服が売れる=アパレル的に美味しい

痩せていることも太っていることも、極端な場合どちらも不健康なのですが。

また良くないことに、ここ日本は痩せた女性が必要以上にもてはやされすぎる国であるとも感じます

アニメやアイドルなどの文化が栄えていることからも読み取れますが、この国では現在女性の魅力の指標の根幹を成すものがほぼ「若さ」によるところのものであるというのも大きく影響しているのでしょう

ミニスカートから伸びるスラリとした脚、細い首、薄い(がバストだけはある)胸周り

男性が好むであろうアニメやゲームで描かれたている女性キャラクターたちの姿はそういった若いカワイイ女性への憧れを具現化したような姿に見えます

アイドル的なものが(ロ●コン的なまでに)持て囃され人気を集めるこの国では若さは正義、若さは絶対といった空気があります

それでも歳を重ねても綺麗な方は当然たくさんいらっしゃいます
ですが彼女たちにかけられる賛辞の言葉はどうでしょう

「アラフィフに見えない」
「奇跡の○歳」

褒めるポイントがおかしいのです
その年齢であることをのっけから否定しているのですよ。

年齢を重ねていけば今若い女性たちもいずれは歳をとります

そこで世間(特に男性陣でしょうか)からの扱いの変化にショックを受け、アンチエイジングと言われるもの、つまりダイエットや美容などに高いお金や誤ったエネルギーを使うようになって欲しくないのです

人の魅力の切り口は若さ、かわいさの一択ではないはず

若いうちは自分が意識していなくてもちやほやとされていてそれが自分の魅力だと思っていたら、そうではなくなった時さぞかしショックだと思います

けれど、若い女性というだけで結構な特典があった。ただそれだけのことです。

これからは大人の女性として受け取る側から与える側へと成熟するべきなのです

「若いか・かわいいか」
そんな一種の属性とか記号のようなもので人を十把一絡げに値踏みするような文化から自ら距離を置ける人になるということも、成熟ということではないでしょうか

魅力というのは多面的なものです。

不特定多数からチヤホヤされることは若い人に譲って
周囲の身近な人たちから信頼される人になりましょう

佇まいの美しい、大人の女性を目指しましょう

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